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第17回 ソプラノ歌手 鮫島有美子さん
本日、スタジオにお越しいただいたのは、ソプラノ歌手の鮫島有美子さん!
これまでにヨーロッパなどを舞台にオペラなどたくさんの歌をうたってこられ、日本でも「日本のうた」をはじめとするCDを出されていらっしゃる方!品と女性らしさを兼ね備え、凛としながら優しく微笑む鮫島さん。(お美しい。。。)私も斉藤一美キャスターも、思わずうっとり。
その鮫島さんが来月8月に発売になるCDブック『皇后陛下 美智子さまの子守歌』で歌をうたわれるということで、今回はそのお話を詳しく伺いました!
子守歌のタイトルは「おもひ子」
大正時代の詩人 宮崎湖処子(こしょし)さんが作られた「おもひ子」という詩に、
美智子さまがメロディーをつけられ、お子さま方に歌われていたそうです。
詩人 宮崎湖処子さんの故郷は偶然にも、現在豪雨被害で大変な福岡県朝倉市。その朝倉市には、湖処子さんが作られたその「おもひ子」の歌碑があるそうですが、その歌碑は無事だったそうです。早く復興に向けて動き出すといいですね(私も福岡は第二の故郷なので、ジーンときてしまいました)さて、この「おもひ子」の詩の特徴は【文語調】だというところ。
日本語の奥深さ、美しさがそこにある気がしました。
現代語訳もブックに載っていて、母が子を想う愛が感じられる素敵な唄。
美智子さまが作られた曲は、誰もが口ずさめるシンプルなメロディーで、
思わず、美智子さまがお子さまに微笑みながら歌われている美しい図を想像してしまいました。とってもやさしく大きな母の愛であふれていました。
鮫島さんの美しく、温かい声が沁みますね。ハープの演奏が入っているのは、皇后様がハープを演奏なさるからだそうですが、今回CDブックにはその楽譜も初めて掲載されます。ハープのメロディも美智子さまが考えられたそうです。
ちなみに、別のトラックには文楽アレンジの「おもひ子」が収録されています。コーナーの最後に少しおかけしたのは、この文楽ver.の「おもひ子」です。こちらもガラッと雰囲気が変わりますよ。
8月16日(水)『皇后陛下 美智子さまの子守歌』 マガジンハウス社 から発売されます。
定価1800円(税抜き)ホームページやAmazonのページにも掲載される予定です。皇室の懐かしいお写真、現 皇太子殿下や秋篠宮さまが頬を寄せあう幼き頃のお写真、
天皇陛下がお撮りになった皇后陛下 美智子さまの麗しいベストショットも掲載されます♪