2月16日(月)〜2月20日(金)
今週は、「邦丸黄門漫遊記 昼神・木曽路をゆく」。スペシャル・ウィークの名物企画、
久々の復活、 おなじみ昼神温泉から、今回は木曽路へと脚を伸ばします。
2月16日(月)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
初日のきょうは、「おとぎ亭 光風」その前半です。
今回の漫遊記は、文化放送を振り出しに、 首都高速芝公園ランプから、4号線、 そして中央自動車道を、ひたすら西へ、西へ。
冬晴れの空の下、美しい富士山や八ヶ岳の眺めを楽しみながら、 4時間ほどの快適なドライヴ。飯田山本インターチェンジを降りれば、昼神温泉は、もう、目の前です。
最初の目的地は、「おとぎ亭 光風」。 去年七月、「ラジオに出たい人いらっしゃ〜い」のコーナーで、 若旦那にご出演いただきました。
そのとき、レポーターの伊藤佳子アナウンサーから、 「とにかく若女将が美人」との話もさんざん聞かされ、 なぜ若旦那なんだ? なぜ若女将じゃないんだ? と、
人生の不条理を噛み締めた邦丸黄門。
しかし! 今回、とうとう噂の若女将と対面できることになり、 意気揚々と、宴会場に向かったのでございます。
とにかく、一度来れば、どなたでも必ず気に入るお宿、「おとぎ亭」光風。家族経営の、暖かいおもてなしが自慢です。大女将、お手製の漬物も絶品ですよー。ピンクレディーのミーちゃん似、美人の若女将、朝青龍に似た好青年の若旦那、おとぎの世界から抜け出たような大女将が、皆様をお待ちしております。
2月17日(火)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日のお話は、「おとぎ亭 光風」その後半です。
長野県飯田市と、岐阜県中津川市を結ぶ予定だった、 旧国鉄、中津川線。 計画が進められながら、結局は中止となり、
幻の路線に終わってしまったのですが、昭和四十八年、 トンネル工事の最中に吹き出したのが、 現在の昼神温泉の源泉です。それから三十余年の時を経て、今では南信州でも有数の温泉場となりました。
きょうは、お世話になっております「おとぎ亭 光風」の、露天風呂にお邪魔いたしました。若女将がどれほど美人なのか、ぜひホームページで
チェックしていただきたいと思います。 美貌の秘密は、pH実に9・7、入ればお肌がツルツルになる昼神の「美人の湯」。上がったあとのお肌の艶、ぜひ一度体験してみてください。
2月18日(水)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日のお話は、「リフレッシュinひるがみの森」です。
恋人同士でしっぽり過ごすのもよし、 家族水入らずでのんびりするのもよし。 温泉の楽しみ方にもいろいろありますが、
同じ趣味の仲間がたくさん集まっての合宿旅行、 これも楽しいものですよね。中でも、中高年の皆さんを中心に、最近大人気なのが、「社交ダンス合宿」。
以前、大きなプールとウォータースライダーをご紹介した、 「リフレッシュinひるがみの森」ですが、 こちらに素晴らしいダンスフロアがオープンしたとのこと、奥はもちろん鏡張りになっていますし、
音響設備も素晴らしいこの50坪のダンスフロア。 社交ダンスだけじゃなく、フラダンス、フラメンコ、 あるいはベリーダンスなど、どんなダンスにもぴったりです。
たっぷり踊って汗をかいたら、のんびり温泉につかって、 おいしいお料理やお酒を楽しむ、これ、最高ですよね。
2月19日(木)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日のお話は、美しい伝統工芸「南木曽ろくろ細工 ヤマイチ」です。
南信州、美人の湯 昼神温泉。ここを起点として、近くのいろいろな観光地に、遊びに行くこともできます。 お勧めは、山一つ超えた向こう側の、木曽谷。
旧中仙道の宿場町、馬篭や妻籠も、クルマで行けば、 わずか30分ほどで着いてしまいます。 で、本日お邪魔したのは、南木曽町の、
「木地師の里 ろくろ細工 ヤマイチ」。 森に生えている「木」、地面の「地」、 それに先生、師匠の「師」と書いて、木地師。かつては、
全国の山から山を渡り歩きながら、ブナやナラ、トチなどの 良い木材を探して歩き、それを切り出して、 お椀やお盆などの工芸品を製造販売していました。
千百年以上にわたる歴史を誇るお仕事ですが、 明治以降、山林の所有権が確立されてしまったため、 全国各地に定住するようになったのですが、
その一つが、ここ南木曽町というわけなんですね。広々とした店内には、見事な箪笥やテーブルなども並んでいて、
見ているだけでも飽きません。昼神へお出かけの際は、 ぜひ、この「ヤマイチ」へも脚を伸ばしてみてください。
2月20日(金)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
最終日の今日のお話は、「妻籠宿脇本陣」です。
「木曽路はすべて、山の中である」 島崎藤村の名作「夜明け前」の有名な書き出しです。 江戸から中山道経由で西へ向かうと、
江戸から武州、上州を抜けて信州に入り、いよいよ木曽路へ。 贄川の宿場から、十一の宿場町が、 「木曽路十一宿」と呼ばれますが、その十番目が妻籠。
高度成長で、古い町並みがどんどん姿を消していく中、 昭和四十三年に、明治百年記念事業として、 町を挙げての保存事業が始まります。そして、その取り組みが評価され、昭和五十一年、全国で初めて、「重要伝統的構造物群保存地区」に選ばれたのです。
妻籠がこんなに昼神から近いとは、思いませんでした。 皆さんもぜひ、妻籠宿を訪れてみてください。 江戸時代にタイムスリップしたような感覚が味わえます。
さて、旧中仙道を歩いたらお腹が減ってきました。 最後は腹ごしらえ、昼神に戻りおなじみの蕎麦「おにひら」を、
今回もまた、思い切り堪能いたしました。これにて、今回の旅も終了です。ごちそうさまでした!
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