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PART1 くにまる東京歴史探訪
ONAIR REPORT
8月14日(月)〜8月18日(金)今週のテーマは、「江戸前鮨歳時記・夏」
本当においしい江戸前鮨を探して、東京の台所「築地」をご紹介します。

8月14日(月)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日は、「マグロ」をご紹介します。

「マグロが泣いてます!」

日本一の鮨職人を目指すヒロイン、海棠(かいどう)きららの奮戦を描く鮨マンガ「きららの仕事」。現在も雑誌「スーパージャンプ」連載中で、単行本も現在、12巻まで出ています。今ご紹介したセリフは、この長編漫画の冒頭で、主人公きららが、銀座の老舗鮨店で最高級マグロの赤身握りを食べた途端、口にしたひとこと。
なぜ「マグロが泣いている」のか、それは実際に漫画をお読みいただくことにして、今回の築地鮨ツアー、指南役は、この「きららの仕事」原作者の早川光さん。早川さんが案内してくださったのは、築地本願寺にほど近い、人気急上昇中のお鮨屋さん「つかさ」。本日ご紹介する握りは、もちろん「マグロ」です。早川さん、そしてご主人の高橋司さんにお話を伺いました。

鮨を握りたい…と、中学を卒業すると脇目も振らず、修業を始めたという、今どき珍しい一途な鮨職人、高橋さん。握りの一つ一つに、プロフェッショナルの技が光って、それは見事なもの。ラジオをお聞きの皆様にお見せできないのが、ホント〜〜に残念な取材でありました。



8月15日(火)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日は、「ホシガレイ」をご紹介します。

いま、江戸前鮨について語らせるならこの人…といわれる、早川光(ひかり)さん。鮨を題材にした人気コミック、スーパージャンプ連載中、「きららの仕事」原作者でもある早川さんが、惚れ込んでいるという築地のお鮨屋さん、「つかさ」にご案内いただきまして、連日舌鼓を打っております。

本日、二日目のお品書きは「ホシガレイ」。早川さん、そしてご主人の高橋司さんのお話です。

何でも新鮮なうちに握ればいいのか…と思ったら、そうじゃないのが江戸前鮨の奥深さ。見た目ではわからない、プロフェッショナルの「仕事」の一端を、垣間見たような気がする一品、それがホシガレイの握りでした。



8月16日(水)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日は、「クルマエビ」をご紹介します。

大人気の鮨コミック「きららの仕事」原作者の早川光さん、そして築地、鮨「つかさ」ご主人の高橋司さんと共に、お送りしている今週の東京歴史探訪。本日ご紹介するネタは、「クルマエビ」です!

お店の中は、ご主人、高橋さんの人柄が偲ばれる、暖かい雰囲気に満ちていて、居心地満点。常連さんはみんな長っ尻になってしまうという、気持ちのいいお鮨屋さん、それが築地の「つかさ」でございます。



8月17日(木)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日は、「シンコ」をご紹介します。

雑誌「スーパージャンプ」連載中の大人気鮨コミック、「きららの仕事」原作者、早川光さん、そして早川さんが惚れ込んでいるという築地の鮨「つかさ」、ご主人の高橋司さんとご一緒にお送りしている、今週の東京歴史探訪。
本日のお品書きは「シンコ」。

シンコといっても、お漬物じゃございません。これぞ正に夏の味覚、この時期しか食べられないコハダの幼魚、コドモですね。江戸っ子好み、通好み、極上の味わいを、私…頂いてしまいました。申し訳ありません!

こちら築地の鮨「つかさ」にはガラスのケースはありません。中にネタを入れておくと乾燥してしまうので、使わないんだそうです。プロの心遣いなんですね。



8月18日(金)放送分 + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
今日は、「アナゴ」をご紹介します。

今週、ご案内頂いて参りました早川光さんは、鮨を題材にした人気漫画「きららの仕事」の原作者ですが、漫画の中にこんなシーンがあります。

九州へ修業の旅に出た主人公、きららが、アナゴをさばき、ギュッギュッと丁寧に水洗いしてヌメリを取っていると、現地の若い職人さんが「随分手間かけるとねえ」と感心する。するときららは「旨くするためですよ」「魚を旨くするのが…鮨ですから!」と答えます。

そう、魚へんに「旨い」と書いて「鮨」。今週は、本当に旨い魚を堪能させていただきました。早川さん、そして築地の鮨「つかさ」の高橋司さんと共にお送りしてきましたが、本日最終日のお品書きは…本場、江戸前の「アナゴ」です。

今週はマグロ、ホシガレイ、クルマエビ、シンコ、そしてアナゴと、夏の江戸前鮨の絶品ネタを5つ、ご紹介して参りましたが、ほかにも「つかさ」名物のマグロ脳天スモーク、目から鱗が落ちる海苔巻など、いろいろ食べさせていただきました。今週お邪魔いたしました築地の鮨「つかさ」、電話番号をご紹介しておきましょう。03(5565)8334です。お出かけになる際は、予約をお勧めします。
この江戸前鮨歳時記、ぜひシリーズ化したいと思っておりますので、早川さん、つかささん、次回もよろしくお願いします!



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