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●今大会のみどころ

五輪を来年に控えたスポーツ界はどの競技も活況を呈します。
なかでも国民的関心事となる「女子マラソンの代表選考」
今回はどのようなドラマが展開されるのか。

国内五輪代表選考会第一弾、今年も2007東京国際女子マラソンが近づいてきました。

今回の注目はなんといっても、野口みずき渋井陽子の新旧日本最高記録保持者の直接対決です。
野口みずきはいうまでもなくアテネオリンピックの金メダリストで日本歴代最高記録保持者 
五輪連覇の可能性がある世界でただ一人の選手。
フルマラソンに出場するのは2年2ヶ月ぶり。
まさに満を持して「女王」が五輪に向けて始動します。

一方、渋井陽子はアテネ五輪の選考レースでは失敗したものの、
その後のベルリンマラソンで当時の日本歴代最高記録をたたき出し健在をアピール。
ひじょうにお茶目で愛される性格渋井が、まだ果たせない五輪出場に挑戦します。

おそらく勝ったほうが「代表内定」となるこのレース。
野口渋井の「2強」のマッチレースとなるのか。

海外からは2時間23分台の高記録をもつコスゲイ(ケニア
04年の大会で優勝経験のあるジェノベーゼ(イタリア
彼女らにとってもこの大会は五輪選考レースであり、存分に実力を出し切るものとおもわれ
レベルの高いマラソンが展開されることは間違いありません。

文化放送では先頭集団を追う第1中継車、後続の状況を伝える第2中継車と
2台の移動中継車を駆使し、レースの模様を余すところなくお伝えします。