February 14, 2011 10:10 PM
スタッフ日記~114、115~
どうも、番組スタッフの剣持です。
第114・115回のゲストは、
元陸上自衛官で、自民党参議院議員の佐藤正久さん!
【プロフィール】
1960年 福島県のお生まれ
1983年 防衛大学校をご卒業後、
1984年 第4普通科連隊に配属。
1996年 国連PKOゴラン高原派遣輸送隊初代隊長、
2004年 イラク先遣隊長、復興業務支援隊初代隊長などを務められ、
2007年 に退官。
同年 7月 参議院議員に初当選されています。
Q.佐藤さんは高校卒業後に、防衛大へ進学されていますが、
その頃から自衛官になろうと思われていたのですか?
いえ、全くそういう気は無かったんですよ。
もともと東北大学で物理(原子核)をやろうと、試験も受け、なんとか
合格したんですけど、家の方が貧乏になってしまってとても下宿をするお金が無い…
ということで、防衛大学で勉強をしようと思い至りました。
それが防衛大学へ行ったキッカケです。
山口百恵のファンでもありましたから、横須賀ということで、
もしかしたら会えるんじゃないか?という思いもありましたけど(笑)
カリキュラムは、慶応大学を基本に組まれているのですが、その内、1週間に
2~3時間 訓練の時間があったり、2週間に2~3時間 防衛の授業があったりします。
防衛大学を卒業すると、入隊拒否をしないかぎり自動的に自衛隊へ入るシステムです。
もちろん自衛官を養成する学校ですから。
入隊拒否をする人は、400~450名中 20~40名の間といったところ。
体の故障や、家庭の事情など理由は様々です。
その場合の罰金などはありませんが、
防衛医科大学校だと、お医者さんになる為にどうしてもお金がかかりますから、
所属した6年間分のお金を返さなければいけない。
9年間以上自衛隊に所属していればその必要はないが、9年以内だと、
その年数に応じて返さなければいけません。
そして、物理とホッケーに明け暮れ、その流れで自衛隊に…
…という、お話。そして、“日本の国防”についてのお話も伺いました。
『外交というのは、国益がぶつかりますからどうしても友愛的なものだけでは済まない。
“渡る世間には鬼はなし”では外交は出来ない。場合によっては、
“人を見たら泥棒と思え”というぐらいの気持ちがないと国益は守れない!!』と
おっしゃる佐藤正久さんのご本『ヒゲの隊長のリーダー論』は、
並木書房から発売中です!!
そしてリクエスト曲は、イラクへ行かれていた際に、皆で聴いていたという1曲。更に
『私が自衛隊に入った頃の原点のような歌。聴いてはウルウルしていた…』という1曲…
佐藤正久さんのリクエスト曲♪ジュピター/平原綾香
♪木枯らしに抱かれて/小泉今日子
投稿者 newsclub : 10:10 PM