March 26, 2010 09:57 PM
スタッフ日記~71~
どうも、番組スタッフの剣持です。
第71回、今回のゲストは、弁護士の岩村智文さん!!
時効制度についてお話を伺いました。
【プロフィール】
1943年のお生まれ。
東北大学法学部をご卒業。
1989年~1997年 法制審議会刑事法部会の幹事
1998年7月~12月 法制審議会少年法部会の委員
2000年~2003年 法制審議会刑事法部会の委員
委員をお勤めの時に、罰金刑の改正や刑法の現代用語化、通信傍受法、
カード犯罪、ハイテク犯罪などの、立法改正に取り組まれました。
Q.法制審議会とは、どんな機関?
刑法・民法・商法など、国民の生活にかかわる法律の立法や改正など…
このカード社会で、『カード犯罪に対応するものが刑法にない!!』となれば、
『どうやって刑法に組み込むか?』や、『どういうものをカード犯罪とするのか?』
などを議論する機関。
Q.弁護士になろうと思ったキッカケは?
“どういう立場で社会を生きていくか?”と考えたときに、
“社会的に弱者な人、いろいろな差別を受けている人の権利を守りたい!!”
弁護士というのは、そういった意味では最適な仕事ではないかと思った。
Q.どんな問題を主に扱っているのか?
一般的に起きる民事事件・刑事事件。そして…
私の弁護士としての特色としては、労働事件などです。
Q.時効制度廃止について?
廃止すべきではないという考えですね。
“時効25年”というのは、6年前に国が1度約束したことにもかかわらず、
それを遡って適応するというのは、憲法違反ではないか?と…
だからと言って、悪いことをした人間が逃げても良いという事では決して無いし、
“見逃してやれよ!!”なんて、とても言えませんが、
やっていない“アナタ”が事件に巻き込まれる可能性もあるということを、
一度考えてみてほしい。
…と仰る岩村さんは、ちあきなおみさんの大ファンだそうで、
『ちあきなおみのCDはやたら持っていて、リリースされる度に買ってしまう。
リリースする方も上手いもので、18曲中、
知らない曲を2、3曲入れてきたりするんですよねぇ。
そうなると、ファンとしては、買わざるを得ないんです(笑)』
そんな岩村さんのリクエスト曲はこちら…
岩村智文さんのリクエスト曲♪円舞曲(ワルツ)/ちあきなおみ
♪林檎の木の下で/おおたか静流
投稿者 newsclub : 09:57 PM