June 18, 2009 03:58 PM
スタッフ日記~32~
どうも、番組スタッフの剣持です。
第32回の今回は、衆議院議員、『新党大地』代表の鈴木宗男さんがゲスト!!
●2002年、外務省をめぐる疑惑事件に巻き込まれ、自民党を離党。
その年、斡旋収賄容疑で逮捕され、翌年保釈。
【この事件を振り返って】
事件でも何でもなく、国策捜査。
当時、小泉政権では、
何か物を言うと、“抵抗勢力”と言われ非難された。
また、仲間の国会議員を多く持っていた宗男さんに対し、
“鈴木を飛ばせば政権が長持ちする”という、ある種の権力統制もあった。
外務省(権力側)によるリーク…
そして、それに乗じて検察も動く…といった流れ。
(検察はその当時、突っ込まれたくない弱みがあり、
“マスコミ、国民の目線を変えたい”という思惑があったと思われる。)
●拓殖大学在学中に衆議院議員・中川一郎氏の秘書としてスタート。
83年に衆議院議員に初当選。
【世襲制について】
宗男さん自身も、弔い合戦で
“息子が出るのに何で秘書が出るんだ!!”と非難され、痛い目を見ている。
無所属で出馬する大変さを経験。
今の政治の閉塞感の中に世襲制がある。
総理大臣の麻生さんは4世。
閣僚18人のうち、3分の2が世襲議員。
世襲制の1番の問題は、
絶えず権力側にいる為、お金に困ったことが無く、生活感が無いこと!!
国民の痛みが本当に分かっているのかどうか?という疑問。
●橋本内閣で国務大臣、北海道・沖縄開発長官、
小渕内閣では内閣官房副長官を歴任。
【北方領土問題について】
北方四島は日本固有の領土。
第二次世界大戦により、ロシアが不法占拠している状態。
宗男さんは、四島の帰属“四島は日本のものですよ”と認めてさえくれれば、
それぞれ帰ってくるのに時間差があっても良い…という、現実解決論。
なぜ、そういう考えかというと…
そもそもアメリカの領地もそうだったから。
戦争が終わって7年目で奄美を返還…
17年目で小笠原を返還…
そしてやっと、27年目で沖縄…という感じ。
4つ一度に返せと言ったって、向こうには向こうの事情がある…
ロシア国民からすれば、“俺たちは連合国だ!!戦争に勝ったんだ!!
じゃあもう一回戦争するか?”となる訳で、
そもそも領土問題とは、戦争でケリをつけるしかないものだから…。
というお考えの宗男さん…“3.5島返還なんてとんでもない!!”と
熱く語っておられました。
淳さんがオープニングで話されていた通り、宗男さんはとても熱い方で、
松山千春さんのお名前が出るや否や、目頭を熱くされていましたねぇ。
まとめ ・政治は、血が繋ぐものではない!!
・メディアは決して=反権力とも言えない…
鈴木宗男さんのリクエスト曲♪大空と大地の中で/松山千春
♪故郷(唱歌)
投稿者 newsclub : 03:58 PM