February 02, 2009 01:55 AM
スタッフ日記⑫
どうも、番組スタッフの剣持です。
第12回、今回のゲストは、イギリス出身で“ブロードキャスター”の
ピーター・バラカンさんです!!
バラカンさんは、日本で暮らし始めて35年目…淳さん35才…(笑)
“日本”大ベテランのバラカンさんに、『世界から見た日本』について伺いました。
日本は“世界で第2位の規模の経済”ということを誇りにしているが、
世界から、リーダー的な役割を期待されているかといえば、そうでは無い!!
政治的な意味では、あまり当てにされていないのが実情。
周りの事を理解しようとしない…それが日本人。
【淳さんが海外に行って思う、“日本人に欠けているもの”…
それは、“心の豊かさ”。それについては?】
戦後の日本は、とにかく西洋に追い付きたいという思いから、
個人の楽しみを犠牲にして、国のため、がむしゃらに働いてきた。
それと同時に、自分達も“年功序列”だとかで、
面倒を見たり、見てもらえたり、報われていた部分もあった。
しかし、終身雇用がガタガタになり、
自分の事を犠牲にする意味が無くなった。
日本は今、難しい時期に来ている…
一人一人が、何の為に生きているのか、何のために働いているのかを
真剣に考えないと、『人生いつの間にか終わっていた…』なんて事になりかねない!
【そこを変える為に、日本はどうしていったら良いのか?】
日本人は、すぐに“日本は”と考えがち(笑)
まず、自分がどう生きていくか…という事を自分で決めること。
他人の分まで面倒見られないんだからね!
【最後に、総理大臣になる上で必要なことは?】
権力に目が眩まないように気をつける!
正直に、ありのままを有権者に伝える!
隠し事をしない!うそをつかない!ガラス張り!失敗を認める!
などを挙げて頂きました。
イギリスご出身のピーター・バラカンさんですが、
『海外生活をする事を皆にお勧めする!』というお話、大変興味を持ちました!!
『自分の生まれ育った国の中にずっと居ると、
その国の常識が絶対的なものだと思い込んでしまうが、
一歩外に出ると、違う価値観が存在する。
優劣では無く、ただ違うという事を認識する。
日本を客観視出来るようになる。』
ピーター・バラカンさんが仰るとおり、日本から一歩も外に出た事の無い私は、
“何だかんだ言っても日本が一番”“この環境が自分に一番合っている”と思っているし、
お話を伺った今も、“ぜひ海外で暮らしたい”とは思わないのですが…
海外で暮らす事で“変わる自分”に興味を持ちましたね~(笑)
まずは、ピーター・バラカンさんの御著書
『猿はマンキ、お金はマニ 日本人のための英語発音ルール』
を読んでから!!
まとめ ・ブロードキャスター=放送番組で表現活動をしている人。
・語学は文法や理屈ではなく、“人が話しているのを、聞いて真似する”それだけ!
ピーター・バラカンさんのリクエスト曲♪Kounandi/Rokia Traore
♪津軽海峡冬景色/梅津和時(サックス奏者)
投稿者 newsclub : 01:55 AM