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ロンドンブーツ1号2号の田村淳がリスナーを代表して
世の中の「?」や本当の話に楽しく迫ります!

January 24, 2009 07:34 PM

スタッフ日記⑪

どうも、番組スタッフの剣持です。

第11回となる今回は、『日本人総アスリート計画』を打ち出され
目下進行中の高野進さんがゲスト!!

『日本人総アスリート計画』…子供からシニアまで、“走る”をコアにした健康で豊かな生活。
スポーツは教育や医療にも深く関わっている分野である!と、すなわち、
政治を勉強する上で、切っても切り離せない存在!!
今回は、そんな“スポーツ界”に注目いたしました。

高野進さんは、陸上400Mの日本記録保持者、
バルセロナオリンピック・ファイナリストでいらっしゃいます。

『選手として』
陸上を始めたきっかけは、球技が苦手だったから。
ボールに追いつくのは誰よりも早いのに、パスが来ない(笑)
400Mは中途半端で、100Mやマラソンのような注目度も無いし、
世界のレベルから、かけ離れた種目だった。
しかし、大会で記録が出てしまい(笑)やらざるを得なくなった。
やらなきゃいけないという強迫観念から、途中でやめようと思った事は無い。
それこそ、“400M辞めますか、人間辞めますか”といった雰囲気。
400Mをなくしたら、自分のアイデンティティが失われると思っていた。
自分が自分で無くなってしまう恐さ…。
現役の陸上選手は、
教員になる
企業に所属する
プロになる→レースの賞金
などして、生活をしている場合が多いが、
高野さんも現役時代は、大学の教員をやりつつ練習をしていた。


さて、東海大学体育学部准教授で、
日本陸連の強化委員長も努めていらっしゃる高野さんは、
北京オリンピック 陸上男子4×100Mリレーで銅メダル(日本男子トラック種目で初)に輝いた
日本チームの監督であり、第1走者の塚原直貴さん、第2走者の末續慎吾さんの育ての親!!

『指導者として』
選手を育てるとか、コーチングをするとかいう上から目線ではなく、
一緒に走って共通感覚を持つことで、選手になりきる!
自分の型にはめるのではなく、相手の型に入り込んでいく!!
選手の背中を押し続ける存在。

『強化委員長として』
日本陸連でも今後、マラソンの賞金レースをいくつか始めていく予定。
賞金制度を導入することで、クリーンで、時代に合ったやり方を目指す。
もちろん“指導者あっての選手”ということで、指導者側にも賞金は出る。
陸上競技というのは種目がバラバラ(100Mや、マラソンや、ハンマー投げなど)だが、
日本の陸上界を1つに束ねて、日本チームを作るのが理想!!
そこで、世界戦略を練って、オリンピックでいかに戦うか…
広い視野を持った、大人のアスリートを育てる。


ということでした。
まぁ、高野さんは“走る”ことの天才なわけですが!!
“走る”ことはスポーツの基本であり、
遅い速い関係なしに、今すぐ始められるスポーツ!
“陸上”と敬遠せずに、自分の生活に取り入れられたらなと思いました。
ただ個人的に、大人になって“走る”というと=マラソンになってしまいのが嫌ですね(笑)
というのも学生時代、100M走はそこそこ早かったのですが、持久力が全く無く…
マラソンでは、いつもビリの方だったので。
公園でジョギングをしている人はよく見かけますが、
公園でダッシュをひたすら繰り返していたら…危ない人でしょうか?(汗)
大人になって“短距離が速い”っていっても…
信号の点滅で渡りきる!ぐらいしか、発揮する場が無いですもんね。
その辺のお話も、高野さんにお聞きしたかったです…。


まとめ ・“走る”というのは誰もが出来ることで、誰もが一生懸命になれる事!
・コーチとも、種目とも、すべては出逢い。

高野進さんのリクエスト曲♪ドント・ストップ・ミー・ナウ/クイーン
     ♪ケセラセラ/ドリス・デイ

投稿者 newsclub : 07:34 PM