文化放送で放送中のラジオ番組『DAIV TO MUSIC』。パーソナリティは音楽クリエイターのヒャダインさんが務めます。
1月26日の放送では、ゲストにテレビアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』や『約束のネバーランド』の主題歌で知られるロックバンド「Cö shu Nie(コシュニエ)」のボーカル・中村未来さんが登場しました。
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『東京喰種トーキョーグール:re』原作者と会合!?
漫画家の石田スイ先生(『東京喰種トーキョーグール:re』原作者)は、中村さんがTwitterにアップした楽曲に「いいね」をくれていたそうで――
中村 バンドの公式ホームページに、編集部の方からメールが来て。「ぜひ東京で会合しませんか」と(※1)。
ヒャダイン ほう。
中村 それで何も知らされずに東京まで行って、ホテルの下のラウンジでお会いして。『東京喰種トーキョーグール』自体好きやったし、「お話できるんやったらきっと楽しいやろな」って思ってたんです。そしたら、「アニメの主題歌をぜひ」って。
ヒャダイン えええー!
中村 もう、ガチガチの関西弁で驚いちゃって(笑)。素に戻りましたね、急に。
そのオファーには即答で「やります」と返事したそうです。中村さんは「すごい思い出深いですね」と語り、ヒャダインさんも「人生、何があるかわからないですね」とコメント。
また、主題歌となった楽曲「asphyxia」のタイトルも石田先生がつけられたそうです。これは、中村さんが楽曲作成後、「名付け親になってほしくて」石田先生へお願いしたということでした。
※1 バンドは大阪を拠点に活動中
バンドができないヒャダイン......「バンドである意味」が知りたい
中村さんは、ボーカルのみならず、作詞や作曲、ギター、キーボード、マニピュレーターまで幅広く担当しているんだとか。そんな中村さんを、ヒャダインさんは「いろんなものを自分でやりたい欲がある人」と表現し――
ヒャダイン 僕も似たようなところあるんですけど、だからバンドができないんですよね。「誰かと一緒にやる」っていうことがほとんどできない。(中村さんが)バンドにこだわる理由っていうのは何なんですか?
中村 やっぱり「刺激的な部分」ですね。偶然性みたいなもの。自分で作り込んでいるのに言うのもなんなんですけど、どこかで想像を超えてほしい。
中村さんいわく「一人よりも、私が素晴らしいと思う人があと二人いたほうが、もっと素晴らしくなる」とのこと。ブース外で見学していたCö shu Nieメンバーは、この発言にピースサインで喜びを表現していました。