文化放送の平日朝ワイド番組『くにまるジャパン 極』。パーソナリティはフリーアナウンサーの野村邦丸さん、パートナーは西川文野アナウンサーです。
5月13日(水)のゲストは、クレイジーケンバンドのギタリスト・小野瀬雅生さん。B級グルメと横浜DeNAベイスターズの話題で盛り上がりました。
小野瀬雅生が推すカレー屋とは?
小野瀬さんには「異論は認めないナンバー1カレー」があるのだとか。それが、東急東横線白楽駅にあるカレー店「サリサリカリー」のカレーです。
小野瀬 サリサリカリーのカレーは、パキスタンカレーで。去年お亡くなりになったマスターがパキスタンのパンジャーブ地方というところに行って、そこの家庭料理を覚えて帰ってきて、それをそのままアレンジせずに作っているカレーです。
さらに、小野瀬さんはカレーの作り方を説明します。
小野瀬 鶏肉がほぐれてコンビーフ状になるくらいまで煮込んであります。そのとき水は使わず、野菜などの水分だけで煮込むんです。スパイスは色々使っていて、あとはお塩。それだけです。
ここでスタジオにサリサリカリーのカレーが登場! 邦丸さんと西川アナが試食すると―――
西川 すごい! 初めての味だ!
邦丸 ディレクターに「(食べたら)声出して!」って言われたけど、黙って味わいたいね(笑)
小野瀬 そうですね(笑)
邦丸 鳥からダシが出ていると共に、けっこう脂のうま味がありますね。
小野瀬 それは鳥の脂ですね。ほぼ丸ごと入ってる感じなので。たまに変わった骨も出てきたりして。
邦丸 俺が今食べたのそうだ! 全然食べられるけど。
小野瀬 煮込まれて、骨まで食べられる状態になってますから。
小野瀬さんはサリサリカリーのカレーを初めて食べたとき、「食べたことないのに、なんでこんなに懐かしいんだろう......という気持ちになった」と話します。邦丸さんが「このカレーはパキスタンの『おふくろの味』なんじゃないですか?」と聞くと、小野瀬さんは「そうです、そうです!」と強く同意していました。
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好きな野球選手は「ネットで検索しても動画が出てこない」
小野瀬さんは、プロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズの熱烈なファンなのだとか。
ファンになったきっかけを「1978年に横浜スタジアムができて、大洋ホエールズが引っ越してきたこと」と明かします。
また、いちばん印象の残っている選手は「五月女豊(さおとめ・ゆたか)投手」なのだとか。「スーパーカートリオ(高木豊さん、加藤博一さん、屋舗要さん)が活躍する少し前にいた中継ぎピッチャー」だそうです。
小野瀬 五月女という名前ながら、髭の生えたおじさんがドンと出てくるわけですよ。それが大好きで大好きで。「きたぞー!」と思って(笑)
邦丸 (笑)
小野瀬 僕は野球選手に独特の個性を求めているので。必ずしもスーパースターが好きではないんです。
西川 おぉ。
小野瀬 五月女投手が出てきた瞬間の雰囲気というのが本当に好きで。五月女さんは、今ネットで検索しても動画ひとつも出てこないですよ。
邦丸 そうなんだ(笑)
小野瀬 出てこないんですが、僕の胸の中には、五月女さんがヨイショっと出てきて。別に球が速いわけでもなんでもないんだけど、なんとなく打者を抑えてなんとなく帰っていく姿が、本当に好きでした。
最後に小野瀬さんは「こんなこと分かってくれるファン、ほとんどいないと思うんですけど」と言って笑いました。