
文化放送で日曜午後5時から放送中の『純次と直樹』。パーソナリティは、タレントの高田純次さんと漫画家の浦沢直樹さんです。
4月19日(日)は、漫画原稿の話題や人生相談のおたより紹介で盛り上がりました。
浦沢、原稿の扱いで叱られる?
浦沢さんは担当編集者に「よく怒られる」のだとか。作業中の漫画原稿を雑に扱っているからだそうで――
浦沢 仕事場のそこら中に散乱してるんですよ、漫画の原画が。
高田 おぉ!
浦沢 「もう、こんなに雑にして!」って言われるくらい雑にしてて。
高田 もったいない!
浦沢 全然そのへんに執着ないんですよね。だって、また描けばいいじゃんって(笑)
浦沢さんは、「漫画家は原稿を版下(印刷のための下絵)だと思っている節がある」と言うと、別の漫画家のエピソードも紹介します。
浦沢 ある漫画家さんが、僕みたいに仕事場に原稿を雑に山積みにしてあって。そうしたら、出入りしているいろんな人たちがスッ、スッて持ってってるって。
高田 持ってっちゃう!?
浦沢 「先生、持ってかれてますよ」って言われても、「いいんだよ、あんなの版下だから」って言ったそうで(笑)
高田 太っ腹だねぇ。
浦沢さんは「今までの原稿はすべてキッチリ保管している」そう。高田さんも「そうしないとダメだよね」と納得していました。
高田、ホワイトデーには貯金が減る!?
リスナーから「結婚を考えている2歳年下の彼が、食事をごちそうくれなかったり1円単位で割り勘したり、ものすごくケチ」というおたよりが。高田さんは「結婚しないほうがいい」と即答し、その理由を話します。
高田 こういう男は出すもの出さない。金は出さない、他のものも出さない。だから、なかなか子どもも生まれないしね。こういうヤツは自分のものは出さないんですよ、受け皿しっかりしてるのに。
浦沢 思うんですけど、プレゼントしたりごちそうしたりっていうのは、相手が喜ぶのを見たいからするわけじゃないですか。
高田 そういうことですよ。
浦沢。ね。だから、まずその彼にはその気がないですよね。
高田 全然ないです。
高田さんは、バレンタインデーにチョコレートをもらったら「ホワイトデーには貴金属のお返しをする」のだとか。「貯金が減る」と笑いますが、浦沢さんが「でも、それは喜んでもらいたいからですよね?」と聞くと――
高田 そりゃそうですよ。ハートチョコレート1個もらった女の子に、キャラットのダイヤ渡したりすると、やっぱり喜びますもの!
浦沢 そりゃそうですよ。
高田 その喜ぶ気持ちと顔だけに、すべてをかけていますから。
浦沢 そうですよね。人が喜ぶ顔を見ることだけですよね、人生の楽しみは。
高田 当然ですよ。だからはっきり言って、来年のバレンタインデーはチョコレート1つもいりません(笑)
浦沢 頼むから俺にはくれるなと(笑)。お財布がもたないよ、ということですね?
高田 そう(笑)
浦沢 うーん、ケチですねぇ(笑)