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2020.02.10

野田愛実「シンデレラはわざとガラスの靴を落とした」?『楽器楽園~ガキパラ~』

楽器楽園~ガキパラ~ for all music-lovers 野田愛実

左から岡部磨知さん、野田愛実さん、武田真治さん


文化放送で日曜の午前11時から放送中『楽器楽園~ガキパラ~ for all music-lovers』。楽器にフィーチャーした音楽情報番組です。パーソナリティは、武田真治さん、岡部磨知さん、砂山圭大郎アナウンサーが務めます。


2月9日はゲストに、シンガーソングライターの野田愛実さんをお迎えしました。


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野田愛実、新曲は3年温めた楽曲

今回番組でセッションする野田さんの曲は「シンデレラは転ばない」。野田さんが、2月26日に配信する新曲「サクラヒラリ」とはギャップが大きく、新曲を聴いた武田さんは思わず「これも野田さんの歌なんですか?」と戸惑います。


岡部 ガラッとまた雰囲気が違う曲で。

武田 え~!? (いつもの曲調は)どっち~!?

野田 (笑)

岡部 すごく透明感あふれる、希望にあふれる曲ですね。

野田 ありがとうございます! この曲は3年くらい前、大学生のときに作ったんです。私は三重県出身で、大学進学のときに(シンガーの)夢を追いかけて上京してきて。でも何年か経つと、周囲の人が就職とかで前に進んでいって、自分は何をしているんだろうと思ってました。だけど、春になると「また一から頑張れるな」って毎年思えたので、そんな気持ちで毎日送れたらいいなと作った曲です。

武田 3年越しにこの曲をリリースしようと思ったのは、なぜですか?

野田 大切な曲で、ライブで何回も歌っていたんですけど、3年も温めたので、そろそろ出したいなと(笑)。あと2020年は特別な年でもあると思うので、いま新たな気持ちで出せたらなと思って。

岡部 こういう曲って、新しい環境に身を置く若者たちにはもちろん響くと思うんですけど、年齢関係なく、同じ環境でも毎年新しいこと、終わってしまうこと、始めなきゃいけないことがあるので、すごく響きますね。素敵な曲だと思います!

野田 ありがとうございます!


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シンデレラには"道を切りひらく強さ"がある?

番組では、武田さんがサックス、岡部さんがバイオリンを演奏して、ゲストとスタジオセッションするのが恒例。野田さんとは、野田さんの曲「シンデレラは転ばない」をセッションします。しかし、セッションを前に武田さんは「う~ん」とうなり始め――


武田 「サクラヒラリ」を聞いていいなと思った人は、セッションは聞かないほうがいいんじゃない?

野田 そんなことない!(笑)

岡部 聞いて! 全然、ガラッと変わった魅力があるので。シンデレラは「転ばない」ですからね。

武田 昨今、女性のあざとさが取り上げられる時代じゃない?

野田&岡部 うん。

武田 ポジティブな取り上げ方も、ネガティブな取り上げ方もあるけど、女の人ってこういう一面あるんだってことを(歌ってる曲)。

野田 はい。シンデレラがガラスの靴を落としたのは、ワザとだったんじゃないかと私は思っていて。シンデレラって女性には、自分の道は自分で切りひらくみたいな、そういう強い意志みたいなものを感じるので。したたかに、でも美しくて強い女性に、私自身もなりたいと思って作った曲です。


武田さんは「したたかさも、自分の人生を切り拓くすべのひとつだもんね」と同調し、岡部さんは「女性ならではの強さを歌ったってことですよね」とまとめました。

野田愛実(のだえみ)

1993年6月17日生まれ。三重県松阪市出身のミュージシャン。小学生当時から数々のコンテストでグランプリや特別賞を受賞する。中学生になると作曲を開始、シンガーソングライターを目指す。明治大学理工学部建築学科へ進学するとライブ活動を始め、2015年にはZIP-FM主催のオーディションでグランプリを獲得。これをきっかけにZIP-FM内のレーベルからデビュー。2021年国民体育大会のイメージソング歌唱者に決定するなど、注目されるシンガーソングライターの一人。

楽器楽園~ガキパラ~ for all music-lovers

放送日:日曜 11:00~13:00

出演者:武田真治、岡部磨知、砂山圭大郎アナウンサー

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