文化放送で毎週木曜日午後7時から生放送でお届けしている『みらいブンカvillage 落語家が、何か面白いこと言ってるよ』。パーソナリティは、真打&二ツ目落語家の週替わりペアと、西川文野アナウンサーが担当します。
12月5日の真打&二ツ目落語家は、『くにまるジャパン極』のコーナー「くにまるレポーターズ」でレポーターを担当する鈴々舎馬るこ(れいれいしゃまるこ)師匠と、2019年9月1日に二ツ目になったばかりの笑福亭茶光(しょうふくていさこう)さん。
同じお笑い芸人とコンビに?
鈴々舎馬るこ師匠と笑福亭茶光さんは「20年の付き合い」だそうです。出会いは落語家になる前、二人がお笑い芸人を目指してそれぞれコンビ活動をしていたころといいます。当時の馬るこ師匠は「今より30キロ以上痩せていた」そうで、それを知る茶光さんは――
茶光 なんこつさんって、ホント細くてボーイッシュでかわいい顔してたんですよ。で、何年も経ってから久しぶりに会ったら、なんこつがぼんじりみたいな状態になってて(笑)
馬るこ アブラがたらたら流れてましたよ(笑)
茶光 当時の4人分くらいです、今は。ホント、ビックリしました。最初に会った時に。
さらに、馬るこ師匠は茶光さんとの不思議な縁についても明かしてくれました。それは、馬るこ師匠の元相方が次にコンビを組んだのが茶光さん(当時は片山裕介で活動)ということ。声をかけたのは茶光さんからだそうですが――
茶光 とんでもないものをつかまされましたよ(笑)
馬るこ いやいやいや! 自分で声かけといて、なんだよ(笑)
と、二人で思い出話に花を咲かせました。
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馬るこ師匠は人を見る目がない......?
午後8時台では、馬るこ師匠が「見る目がないことによる失敗談と、その教訓」を話してくれました。
馬るこ師匠は"人を見る目がない"そう。その理由は「人の言うことを額面どおり受けとってしまうから」だとか。具体的なエピソードとして、馬るこ師匠は知らない女性からの間違い電話で「会えませんか?」と言われ、会いにいった話を披露します。馬るこ師匠は電話の女性に会うため新宿に行き、そこであとから出てきた男性にダイヤモンドをローンで買うよう勧められたそうですが――
馬るこ でも当時、収入がなかったのでね。ローンが組めなくて。1日千円しかもらってなかったですから、落語家ですから。「1日千円、月3万円の収入で組めるローンはありますか?」って聞いたら、「ありません、お帰りください」って言われて。
茶光 珍しいパターンですね。そこまで連れていかれて、帰らされるって(笑)。帰らせないは聞いたことありますけど。
西川 本当に素直なんですね。
馬るこ はい、素直に信じてしまうというか。何か、人と見るところが違うんですかね。
と、危うく難を逃れたそう。馬るこ師匠は奥さんから「あなたは、わざわざ地雷を踏みにいってる」と言われていると話しました。
番組概要
■タイトル
『みらいブンカvillage 落語家が、何か面白いこと言ってるよ』
■放送日時
毎週木曜 午後7時00分~9時00分 生放送
■出演者
真打落語家(週替わり)
二ツ目落語家(週替わり)
西川文野アナウンサー
■メールアドレス
■Webサイト