文化放送の各番組や協力企業が一体となって受験生を応援する「~キミはひとりじゃない~ 文化放送受験生応援キャンペーン」が12月2日よりスタート。3回目となった今年度のキャンペーンガールを務める今泉佑唯さんに、話をうかがいました。
※こちらは文化放送の月刊フリーマガジン「フクミミ」2019年12月号に掲載されたインタビューです。
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マイブームは「カラオケ」と「筋トレ」
―― まず、ご自身ではどんな性格だと思っているかを教えてください。
今泉 「のんびり」だけど「せっかち」というか。基本的にはのんびりしてるんですけど、人を待てないときがあるんです。友達とのメールでも返信がすぐ来ないと「まだかな...」って、そわそわしちゃったり。そのくせ、もらったメールに返信するのは遅いんです。ダメですよね(笑)。ただ、仕事のときは「のんびり」も「せっかち」も出ないですね。長めの待ち時間があっても何かすることを見つけて時間を有効活用するように心がけています。
―― プライベートで時間があるときには何をすることが多いですか?
今泉 最近だとマネージャーさんたちとカラオケに行くのが好きです。私は自分が歌うよりもみんなの歌を聴いているほうが好きなんですけど、とにかくマネージャーさんたちの盛り上げ方がすごいんです。恥を知らないというか(笑)
―― 恥を知らない(笑)
今泉 少し元気がないときでも一緒にカラオケに行くと、お腹が痛くなるぐらい笑わせてもらって、「ああ、私が悩んでいたことなんて、ちっぽけなことだったんだな」って思えるんです。他には、筋トレにもハマっています。
―― 筋トレはいつ頃から始めたんですか?
今泉 1年ほど前に、写真集の撮影のために始めたのがきっかけだったんですけど、自分の体が変わっていくのがすごくうれしくて、今年の夏ぐらいから本格的に熱中するようになりました。少なくても週2~3回、多いときは毎日ジムに通っています。今は腹筋とお尻を中心としたメニューをがんばっています。「お尻は20代を過ぎると垂れてくるよ」って周りから言われるんですよ。だから今のうちにベースをちゃんと作っておきたいなと思って。焦ってます(笑)
まずは「ぶつかる」。そこから見えてくるものがある
―― 今年度の「文化放送受験生応援キャンペーン」のイメージキャラクターを担当していただくわけですが、受験に対するイメージや思い出を教えてください。
今泉 私が高校に進学したときは自己推薦だったので、他の人より早く決まっていたんです。周りの同級生が入試に向けた勉強をがんばっている姿を見ていると申し訳ない気持ちになって、私も勉強をがんばろうと思いました。でも私、普段の定期テストとかでも2ヵ月ぐらい前から準備してたんですけど、苦手だった数学や理科はあまり良い点数が取れなかったんです(笑)
―― 苦手な科目があるんだなと気づいたとき、人によって対処が分かれると思うんです。そこですぐあきらめるのか、がんばるのか。
今泉 とても悔しくて、せめて平均点は取りたいと思って、塾に通ったりもしました。でも、点数はそんなに伸びなかったんです。だから、できないことも一つの才能だと思って、違うところを伸ばそうと決心しました。暗記は得意で、漢字テストはほとんど100点だったんです。だから、今でも台詞を覚えるときには書いて覚えるようにしています。何度も書いて、寝る前にささっと声に出して読む。そうすると翌朝起きたときにかなり覚えていることが多いので、学生時代の経験が役立っているんだなと感じています。
―― 今泉さんは最近ドラマや舞台など、新しいことにチャレンジする機会が増えていますが、何かにチャレンジするときに心がけていることはありますか?
今泉 新しいことに挑戦するときって「失敗するかもしれない...」という思いもよぎったりして、不安になりますよね。それでも「めげずにぶつかっていこう!」という気持ちを大切にして、前に進むようにしています。
あとは、友達や家族に自分の不安な気持ちをちょっと話すだけでも心が軽くなることがあります。私自身、極限まで我慢してしまうタイプなので、なるべくひとりで溜め込まないことが大切なんじゃないかと思っています。
そういう意味ではリフレッシュすることも大事ですよね。台詞を覚えるために一日中家にこもることもあるんですけど、集中力がなくなってしまう前に散歩をしたり、ごはんを食べたりするようにしています。
忘れられない「応援」の記憶
―― これまでに誰かを「応援した思い出」や、誰かに「応援された思い出」があれば教えてください。
今泉 幼なじみの女の子で、私と同じ高校を一般受験した子がいたんです。実技では歌のテストもある専門コースだったんですけど、私の推薦のときの実技はどんな雰囲気だったかとか、アドバイスできる部分を探しながらいろんなことを話し合いました。彼女がずっと不安そうにしていたのをそばで見ていたので、彼女が合格したときは本当にうれしかったですね。ハイタッチして抱き合ったのを覚えています。「やったね!」って。
逆に「応援される」側としては、やっぱりグループを卒業したときに応援の声をいただいたことが思い出深いです。ちょうどSNSを始めた頃だったので、「一人で大変だと思うけど、がんばってください。ずっと応援しています」といったメッセージをたくさんの方からいただいて、とてもうれしかったことが忘れられません。
―― 最後に、受験生のみなさんに向けた応援メッセージをお願いします。
今泉 受験生のみなさん、毎日おつかれさまです。勉強していて切羽詰まることも、焦ることもあるでしょうし、とても大変だと思います。そんなときは、ご家族だったり、お友達だったり、先生だったり、周りを頼りながら、時には甘えながら、うまく息抜きをしてがんばっていただけたらなと思います。応援しています!
●今泉佑唯(いまいずみゆい)
1998年9月30日生まれ。神奈川県出身。欅坂46の元メンバー。卒業後、舞台『熱海殺人事件LASTGENERATION46』に出演。2019年10月には『ミリオンジョー』『左ききのエレン』と2本のドラマにレギュラー出演し、2020年には主演舞台「あずみ~戦国編~」が控えており、女優として活躍している。
キャンペーン概要
■名称
「~キミはひとりじゃない~ 文化放送受験生応援キャンペーン」
■期間
12月2日(月) ~ 2月14日(金)
■特設Webサイト
■その他詳細
下記リンクよりご確認ください。