文化放送は、1月2日(木)午後2時30 分より、新春特番『文化放送新春スポーツスペシャル 秋山翔吾 2020年 吾は世界へ翔く!』を放送します。
海外FA権を行使してメジャー移籍への挑戦を表明し、今その動向に注目が集まる埼玉西武ライオンズの秋山翔吾外野手。この特番では、そんな秋山選手への1時間にわたる独占インタビューの模様をお届けします。このほど、その収録が行われました。
初キャプテン、V2達成、プレミア12出場......今シーズンを振り返る
番組前半は、今シーズンの振り返りを中心にお送りします。
今年、新キャプテンに就任し、チームを2年連続のリーグ優勝へと導いた秋山選手ですが、「(優勝は)9割5分無理だと思ってたんですけどね。V1のときは開幕からバーンと勢いに乗って、『これで優勝できなかったら当分できない』というプレッシャーがあったんですけど、今年は優勝が転がり込んできた感覚で、なんで優勝したのかなっていう思いが未だにあります」とコメント。
キャプテンとして初めて送ったシーズンについては、「キャプテンをやった、そこで優勝して良かったっていう喜びも実感も手応えも結構薄くて。前任が抜けてまわってきた感じだったので、正直"誰得なキャプテン"だった(笑)」などと、冷静に自己分析しながら振り返りました。
前半パートでは他にも、自身がバットやグラブをほとんど変えない理由と持論についても熱く語っています。
メジャー挑戦のきっかけと、その背景にあるライバル達の存在
番組後半は、メジャーリーグへの挑戦についてたっぷりと伺っています。
「(移籍を)考え出したのは2017年、WBCのあった年からだと思います。準決勝のアメリカ戦で、先発がムービングファストボールを投げるタイプのピッチャーで、他の日本の選手は結構相手が打ち取りたい打ち取られ方をしてる中で、僕はピッチャー返しでバチンッて打てたんですよ。あれがこう、いけるんかなって......いけるっていうか動くボールに対して嫌じゃない。その代わりフォーシーム打つのは下手なんですよ。だからフォーシームのまっすぐなボールより、ツーシームの方が軌道のイメージがわくんですよ」などと、メジャー行きを意識するきっかけとなった出来事を明かしました。
さらに、既にメジャーで活躍している同い年の田中将大投手や前田健太投手の存在も大きく、特に国内で活躍する巨人・坂本勇人内野手とソフトバンク・柳田悠岐外野手についても、「あの二人にはコンプレックスあるんですよ。ああいうのがスーパースターって言うんだなって思います。彼らが見てない景色を僕は見たい。あの二人に何かに勝ちたいっていうのはずっとあって、それが正直大きいですね」などと、同級生選手へのライバル心が自身を大きく突き動かしていることも語りました。
そして最後は2020年への決意で締めくくり、収録終了。この模様は1月2日午後2時30分より1時間お送りします。
特番概要
■正式タイトル
『文化放送新春スポーツスペシャル 秋山翔吾 2020年 吾は世界へ翔く!』
■放送日時
2020年1月2日(木)午後2時30分~3時30分
■出演者
秋山翔吾、斉藤一美アナウンサー(インタビュアー)