今週は、1965年、昭和40年を旅してみました。
エレキブームが起こり、アストロノーツとベンチャーズが来日し、合同公演が行われ、翌年来日するビートルズと共に、日本の音楽シーンに与えた影響の大きかったこの頃。
のちの、グループサウンズやJ-POPへと発展していくことになります。
そしてこの年は、なかにし礼にとっても忘れられない年。
三度目の正直の、立教大学文学部フランス文学科を無事に卒業できた年でもあります。
なぜ、大学卒業にこだわったのか...それは、大学と言うところで過ごす4年間は、"学んで成長して"過ごすことができる貴重な時間だから。
だからこそ、三度目の入学の時にはアルバイトでせっせと貯金したお金で一年間の学費を払い、大学生活を謳歌したようです。
幾多のアルバイトを重ね、辿りついたシャンソンの訳詞。
そんなアルバイトの色々が、なかにしの人生を大きく変えていったわけですが、本人も、『その時代のアルバイトが人生の扉を開けてくれた』と語っていました。
そして、『幸運は一瞬の事。それをどうつかむかが大切』なんだと言っています。
皆さんも、幸運をしっかりつかめるように...願っています。
取り上げた楽曲は...
①夢見るシャンソン人形/フランス・ギャル
②モナリザ/ナット・キング・コール
③新聞少年/山田太郎
④さよならはダンスの後に/倍賞千恵子
エレベーターホール前にて。
ブラック・コーディネートがお似合いです。
なかにし礼
1938年 満州国牡丹江省に生まれる。作詞家、小説家。
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鈴木純子
文化放送アナウンサー