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第21回 《2015年2月27日 ON AIR》

今週は、「なかにし礼と12人の女優たち」のアルバムを特集してお送りしました。
新聞各紙やテレビ、ラジオなどのメディアでこのところ、なかにし礼の名前を目にすることが多いと思います。
この番組でも何度も取り上げていますが、やはりなかにし礼の生の声を発する"明日への風"でもきちんと特集を組もうと、今回の企画になりました。
作家と言うのは、言葉だけで、自分一人で完結する仕事だが、「音楽づくり」と言うのは一人ではできない。
だからこそ、楽しい!となかにし礼は話します。
楽曲の創られた時代とそれぞれの女優さんたちとの秘話を織り交ぜながら、お送りしました。

中でも、黒柳徹子さんに「世界の子供たち」を歌ってもらいたいと早くから決めていたなかにしは、当時ヴァチカンに入っていた黒柳さんを電話で追いかけ、承諾を取り付けた、ということ。
勿論、他の女優さんたちにも自らが電話し、内諾を取っています。

「平和への愛」、「戦争反対」と言い続けている自身のメッセージを尚、多くの人に知ってもらうためにも、そしてこのアルバムの重要な役割を果たすためにも、「平和」のために活動を続けている黒柳さんに歌っていただくことは要だったわけです。
そう、なかにし礼の言う通り、「平和ってこんなにいいじゃないか!」なんですよね。
皆さんも、是非、このアルバムを聴いて、平和を噛みしめてください。

取り上げた楽曲は、全てアルバム「なかにし礼と12人の女優たち」より

①愛のさざなみ/浅丘ルリ子
②時には娼婦のように/水谷八重子
③世界の子供たち/黒柳徹子
④恋の奴隷/高島礼子
⑤石狩挽歌/泉ピン子

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風邪予防にマスクを付けた姿で...。
皆さんは大丈夫ですか?

【アンファーpresents なかにし礼「明日への風」】2015年2月27日 20:00

パーソナリティ


なかにし礼 1938年 満州国牡丹江省に生まれる。作詞家、小説家。
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アシスタント


鈴木純子 文化放送アナウンサー

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