バレンタインデーを明日に控えたこの日。
なかにしさんにバレンタインデーの思い出を尋ねてみるも、全く興味がない様子。
なかにしさんならば今も山ほど貰いそうなところですが...。
今週は、リスナーの方々からのリクエストにお応えして、1979年(昭和54年)を取り上げました。
中国がベトナムに侵入、アフガニスタンではクーデターが勃発...など世界各地で紛争が絶えなかったこの時期だったが、インドで30年以上にわたり救いの手を差し伸べ続けている、マザー・テレサがノーベル平和賞を受賞。
約一億円の賞金は貧しい人々へ寄付し、それならば...と平和賞の委員会が夕食会を企画するも、それさえも"そんな余裕があるのなら寄付してほしい"と申し出たというマザー・テレサ。
恵まれた時代に生きている私たちが、何ができるのか...考えたいエピソードです。
そしてこの年、なかにし礼は初めて、日劇ミュージックホールの脚本・演出に挑戦し、大ヒットとなる。
「乳房舞う蝶のいたずら」、ジョルジュサンドとショパンの恋を描いた「愛はマジョルカ島に燃えて」の2作品でした。
この年、なかにし礼は、41歳。
こういった数々の経験が今のなかにし礼を創っているでしょうね。
取り上げた楽曲は...
①チャンピオン/アリス
②燃えろいい女/ツイスト
③人形の家/大竹しのぶ(アルバム なかにし礼と12人の女優 より)
なかにし礼
1938年 満州国牡丹江省に生まれる。作詞家、小説家。
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鈴木純子
文化放送アナウンサー