なかにし礼の作詩家・作家生活50周年を記念して創られたアルバム「なかにし礼と12人の女優たち」が21日に発売されました。
お陰様で、あちこちのメディアで取り上げられ、順調に売り上げを伸ばしています。
今週は、1958年(昭和33年)を旅してみました。
この年は、戦後日本の高度経済成長を予感させる、岩戸景気が始まったと言われる年です。
日本の高度成長のシンボル的存在、東京タワーが建てられ、ロカビリー・ブームが吹き荒れました。
そして、忘れてはならない時代のヒーロー、長嶋茂雄さんが巨人に入団。
立教大学の先輩としても知人としても、親しいお付き合いをさせていただいているなかにし礼が、長嶋さんの秘話も語ってくれました。
同じようになかにし礼が親しくしていた林家三平さんがこの年、人気を博していた時代。
三平師匠の面白おかしい数々の秘話も少々...私生活でも愉快な方だったのだと想像できます。
この年、まだ20歳だったというなかにし礼。
シャンソンの訳詞を始めた頃で、人生が動き始めた頃だったと言います。
日本も大きく動き始めた頃です。
これから元気な日本を取り戻せるのか、違った面から注目を集めることができるのか...注目していきたいと思っています。
取り上げた楽曲は...
①嵐を呼ぶ男/石原裕次郎
②ハウンドドック/エルヴィス・プレスリー
③思い出さん今日は/島倉千代子
④星は何でも知っている/平尾昌晃
なかにし礼
1938年 満州国牡丹江省に生まれる。作詞家、小説家。
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鈴木純子
文化放送アナウンサー