草野華余子、「マクロス」「May‘n」「菅野よう子」を大絶賛!!
シンガーソングライターで作詞家、作曲家でもある草野華余子が「アニメ愛」をひたすら語る番組「草野華余子の転生してもオタクでいたい」第2回が、7月10日 土曜日の夜8時15分から、「A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!」の中で放送された。
「やりたいことは口に出す!」と息巻いて始まったオープニングでは「仲の良いクリエイター、作家、シンガーソングライターの友人、先輩、後輩を呼んで話すコーナーをやりたい!」と、具体的な野望を話した。「締め切りの乗り越え方」、「このタイアップをやった時は~」というクリエイター同士だからできる会話をしたいとのこと。今後にご期待いただきたい。また、「みんなの人生を変えたアニソンも教えてくれ」とのこと。すぐに反応すれば採用される確率が高いので、即メールを送ってほしい。
今回立ち上がったコーナーは「草野のこのアニソンがすごい!」。クリエイターの視点でアニソンの素晴らしさを語るコーナーだ。記念すべき第1回は、映画『劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』挿入歌、シェリル・ノームstarring May'n「ユニバーサル・バニー」を取り上げた。
「マクロスはDVDをBOXで持っている」「あのシーンをスローモーションで見た」などオタク視点のトークもそこそこに、まずMay'nさんのすごさを語った。
「表と裏」「天使と悪魔」など、対になっている単語が出てくる中で「May’nさんが歌い方を変え、二面性を表現している」と指摘。「アニメの絵にもあっているので、劇中で流れる場面を見てみると面白い。」と話し、「最後のサビでふたつ(二面性)がまざる。これが最高。」と、クリエイター兼オタクならではの視点で魅力を伝えた。
続いて、作曲家・菅野よう子さんのすごさをトーク。草野もよくやるという「全セクション転調」という手法について話した。「転調と感じないくらいナチュラルな流れ」「クラシックをやってこられた方の楽曲」「オケ(インスト)で聴いても美しい」と大絶賛。さらに、作詞家としては「メロディを殺さない作詞」「ビートの躍動感」「1音にどれだけ言葉をのせるか、あえて間引くか」など、「フレーズの意味」ではなく「音楽と詞」という興味深い話題を展開した。
第2回の放送は、radikoのタイムフリーで7月17日土曜日の深夜まで聴くことができる。エンディングでは「アニソンを作るときに考えていること」をがっつり話しているので、未来のアニソンクリエイターを夢見ている人は必聴だ。そして、草野のトークを「アニメ好き・音楽好きな友人にも教えたい!」と思った人は、radikoの「友達に教える」ボタンで、番組をシェアして「転オタ」を広めてほしい。(番組構成作家・大村綾人)
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