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細野豪志氏「自民入党目指す」 衆院静岡5区、変更せず活動

 自民党二階派に特別会員として入会した無所属の細野豪志元環境相は31日、東京都内で記者団に「自民党入りを目指したい。自民党の皆さんと一緒に行動したい」と語った。自身の選挙区である衆院静岡5区で活動を続ける考えも表明。「選挙区を変える時は政治家を辞める時だ。変更は選択肢にない」と強調した。
 細野氏は民主、民進両党で要職を務め、長年自民党を批判してきただけに党内外で反発が強まるのは必至だ。自民党細田派の下村博文事務総長は記者団に「党静岡県連の理解を得られるよう丁寧に進めないと、新たな火種になる」と指摘した。
 細野氏は「厳しい批判もあると思う」と語った。

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    清水さん曰く、なぜ異動をすることにしたのかというと、無所属の政治家は大した仕事がなく、派閥でつるまないと結局無力だから。細野氏は政治家としてやりたいことがあるため、節操より政治理念をとったのかもしれません。

    さらに今回の細野氏の件で、選挙の様々な問題点が浮き上がってきました。まずは政党間の異動がこんなにも簡単でいいのかということ。今回、細野氏は無所属の特別会員として派閥入りが認められましたが、以前は民主党の中核を担っており、自民党から政権を奪うことを目指していました。民主党分裂後、希望の党の結党などにも関わりました。

    もう一つの問題点は「特別会員」という制度がいいのか。「特別会員」は選挙に当選したら正式に党員になれるというもの。細野氏の選挙区である静岡5区には自民党岸田派の吉川氏がいるため、静岡県連と岸田派が反発しています。細野氏も「選挙区を出るときは私が政治家を辞める時」と話しており、ここでも議論が起こりそうです。

    細野氏は信頼を取り戻すだけでも険しい道のりで、政治生命の正念場であることには間違いないとのことです。

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