【モスクワ共同】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。北方四島のうち歯舞・色丹の2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎とする平和条約締結交渉をさらに加速させる方針で一致した。首相は会談後の共同記者発表で「相互に受け入れ可能な解決策を私とプーチン氏のリーダーシップの下、力強く進めていく決意を確認した」と述べた。
両首脳は会談で、交渉の新たな枠組みの責任者となった両外相に対し、2月にドイツ・ミュンヘンでの安保会議に合わせて2回目の協議を開催、交渉を前進させるよう指示した。
日ロ、平和条約交渉を加速 首脳会談で一致
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これまで日本は4島返還にこだわって来ましたが、ロシアは何度か2島返還には応じる態度は見せてきたため、日本が2島に妥協した今の状況はチャンスと言えます。しかし、中には「日本の領土は4島でしょ?」という意見もあるはずです。これについて高橋さんは、「日本は隠していることがある」とし、サンフランシスコ平和条約提携時に、「千島列島(国後と択捉を含む)を放棄する」ことを宣言してしまったという落とし穴があると解説しました。詳しくはこちらをクリック♬
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