東京都渋谷区の児童養護施設「若草寮」の施設長大森信也さん(46)が刺されて死亡した事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された元入所者の田原仁容疑者(22)が「(現場の)施設長室に入った後、刃物を出した」と供述していることが27日、警視庁代々木署への取材で分かった。ナップザックなどに刃物を隠し持って施設に入った可能性があり、同署が当時の状況を調べている。
代々木署は容疑を殺人に切り替えて田原容疑者を送検した。事件の経緯などをさらに詳しく捜査する。
代々木署によると、防犯カメラ画像には、事件の5分ほど前、無施錠だった玄関から施設に入る田原容疑者の姿が写っていた。
施設長刺殺「現場で刃物出した」 元入所者、隠し持って入った疑い
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養護施設の子どもたちの事情は複雑でそれぞれに事情がありますが、一般的には恨みをかうようなことは考えられないと藤原さんは話します。今回の施設長の報道にもあるように誠実な方が多いです。
一方で、子どもたちには高校生になるときに試練があります。東京都の場合は都立高校に受からないとそのまま寮にとどまれません。つまり、高校卒業の時点で自立を迫られるのです。ここでうまくいかなかったり、職場に適応できなかったりするケースは結構多いといいます。
藤原さんは「お兄さん、お姉さん、おじいちゃん、おばあちゃん『役』のような『斜めの関係』を作ることが大事だ」とお話されておりました。
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