【ニューヨーク共同】テニスの全豪オープン女子シングルスで四大大会2連勝の偉業を果たした世界ランキング1位の大坂なおみ選手(21)=日清食品=は11日、昨季から指導を受けてきたサーシャ・バイン・コーチとの契約解消を自身のツイッターで明かした。「これからはサーシャとは一緒に仕事をしない。彼には感謝しているし、今後の成功を祈っている」と記した。
ドイツ人で昨年、女子ツアーを統括するWTAの年間最優秀コーチ賞に輝いたバイン氏も「ありがとう、なおみ。何て素晴らしい旅路だったんだ」とツイートした。関係者によると、新コーチは選定中という。
大坂なおみがコーチと契約解消 ツイッターで明らかに
-
契約解消の理由は明らかにされていません。大坂選手のTwitterで「彼のこれまでの貢献に感謝している。今後の幸運を祈っています」とツイートし、それにリプライする形でバインコーチも「ありがとう、ナオミ。君の幸運を祈っている。一員に加えてもらって、感謝している」とコメントを返しているのみ。大坂選手の代理人も「ノーコメント」で正式な契約解消理由がどこからもアナウンスされていません。
プロテニスは、選手がコーチを雇い、移動や宿泊などの全ての費用も負担して、遠征に同行します。他の競技のように、コーチが選手を導くのとはコーチが選手の関係性が大きく違います。バインコーチはコーチ業に関しては初めての人。大坂選手はトップ選手としてのレベルで戦術面、技術面もきっちりコーチできる人を望んでいる飲もかもしれません。またその一方で世界のトップ選手でテニスが完成している選手は意外とコーチをつけないパターンもあります。コーチなしで自分の力を試してみたいと思っている可能性もあります。
コメントComments