文化放送は7月24日（金）に特別番組『文化放送 HOLIDAY SPECIAL new normal, new life』を放送。パーソナリティは、シンガーソングライターで小説家でもある黒木渚さんと松井佐祐里アナウンサーです。

番組では、様々な分野の「new nomal」を取り上げて紹介しました。「new nomalと恋愛」というテーマでは、日本合コン協会会長の田中絵音さんをゲストに迎えて、オンライン合コンやマッチングアプリなど「new noemal」な男女の出会い方についてお話を伺いました。
　

田中さんは、今年の3月頃からオンライン合コンやリモートデートが急速に普及したと話します。また、マッチングアプリに初めて登録する人も増えていて、恋愛のニューノーマル化は進んでいるとのこと。オンライン合コンとはどのようなものか伺いました。

田中　基本的にはZoomやLINEのビデオ通話を使って行います。このようなツールを使ったイベントを新規で立ち上げている団体も増えていて、LINEアカウントに登録するとAIでメンバーをマッチングされるというものもあります（笑）
松井　えー！ すごい進化してますね（笑）
黒木　なんという時代になったんでしょう！（笑）

田中さんによると、オンライン合コンには必勝法あるとのこと。今回は、必勝法三箇条を伝授してもらいました。まず一つ目は、「画面に映る自分を素敵に演出するということ」。

田中　オンライン合コンは、画面上で勝負しなきゃいけないんですよ。なので、まずは小型のブルーライトをカメラの前につけて、顔を明るくする。そして、結構みんな背景を見てるんですよね。
松井　そうですよね。話題がなくなったときに「後ろに置いてあるの何？」みたいな話になりますもんね（笑）
田中　その置いてあるもので話題が広がるといいので、趣味である好きなアーティストのポスターを貼るとか、今読んでいる本を立てかけておくとか、好きなお酒のボトルをちょっとちらつかせるとか、そういったことで、自分を演出して興味をひかせるっていうことですね。

そしてニつ目は、「ワイプ芸人になるということ」。

田中　通常の合コンであれば、誰かが喋っているときに「うんうん、そうだね」と、相槌をいっぱい打ってくれる子は結構モテるんです。でもオンラインになると、メインで喋っている人の声と「うんうん、そうだね」と相槌を打つ人の声は、同じ音量でみんなに聞こえるので、すごく邪魔になるんです。なので、喋っている人が話しやすいように、画面の中で「うんうん」って首をふったり、笑顔や拍手をしているような動きを出したりと、もうとにかくワイプ芸人に徹するっていうのが大事になってきます。
松井　すごい。
黒木　言うなればボディーランゲージの進化ってことですよね、表情であるとか。
田中　そうですね。

最後の三つめは、「合コン中に気になる相手にだけ、個別メッセージを送る」。

松井　え、やらしいですね！（笑）
田中（笑）
黒木　ひっそり送るんですよね？
田中　そうです。4人以上でオンライン合コンをしているときなんかに、自分だけに向けてメッセージきたらもうズキュンって、落とされますよね。
松井　確かに、ドキドキしちゃう！
黒木　画面上に参加者全員の枠があって、その枠の中の一人だけが自分に向けてメッセージを送ってきたら、その人の枠を二度見しちゃいそうですよね！
松井　確かに確かに！（笑）
田中　「今度二人でオンラインしましょう」なんてメッセージが来たら、もうドキドキしちゃう。ただ、間違っても全員に送らないようにしてくださいね。死活問題です。
黒木　（笑）。そうですね、それ逆効果ですね。

田中さんは、今、急速に使う人が増えているというマッチングアプリのプロフィールの文章の書き方についても助言します。

田中　マッチングアプリでは、結構プロフィール文章とかを見られるんですけど、そこに最初から前のめりで「会いましょう」って書くよりも、「まずはオンラインでお話ししませんか」っていう一言があると安心して交流ができるのでオススメです。オンラインでお話ししてみて、よければ実際に会えばいいっていう話なので。
黒木　確かに確かに。
松井　適度な距離感が保てますしね。
田中　女性の場合は、身の安全も確保されて、安全というメリットもあります。

黒木さんは、「私が今まで合コンに参加出来なかった理由が、人見知りなこととか、初めての男性と上手く話せないっていうこと、身体的に近いのが苦手っていうところだったんですけど、先に内面がどんな人なのか見てから会えるっていうのはほんとにいいシステムだと思います」と、new normmalな男女の出会い方に共感していました。

また、田中さんは合コンがきっかけでご結婚されたそうで、黒木さんは「すごい！ 合コンの申し子じゃないですか！ すごく説得力のあるお話ですね」と感心していました。