「新しい日常」にちなんだ各番組の放送内容を取り上げます! 記事を読んで実践してみては!?
アメリカ、中国、イギリス、ドイツ、エストニア、インド、ニュージーランドに続き、ブラジル、アゼルバイジャンの「今」を現地の方がレポート! 『村上信五くんと経済クン』
文化放送で放送中のラジオ番組『村上信五くんと経済クン』。パーソナリティは関ジャニ∞の村上信五さんです。
番組では、世界中が新型コロナウイルスの影響を受けている中、各国の現状、暮らしぶり、そして新しい生活スタイルについて話を聞く現地の方によるレポート企画を行っています。
これまでのアメリカ、中国、イギリス、ドイツ、エストニア、インド、ニュージーランドに続き、6月20日の放送ではブラジル、アゼルバイジャン在住の方にお話を伺いました。
まずは、ブラジルのサンパウロに在住の澤田さんにお話を伺っていきます。
村上 お仕事はどうされてるんですか?
澤田 僕はもともと音楽ジャーナリストだったんですが、今はブラジルで翻訳の仕事とかもやってたりもします。
村上 じゃあ、今は当然自宅作業になってくるんですよね?
澤田 そうですね。はい。
村上 ロックダウンなんでしたっけ、今ブラジルって?
澤田 いえ、ロックダウンは他の街にも行けないっていうもう一番厳しいやつですね。僕らがやってるのはそれの1つ前の段階で、いわゆる外出自粛ってやつですね。「クアレンタイン」とも言います。今はほぼ、どこの州もそういう段階ですね。
村上 ブラジル政府の対応というのはどのように感じていらっしゃいますか?
澤田 いやー…各州や市は、極力外出はしないでくれっていう風に言うんですよ。ただ大統領が、被害状況が増えてきているにも関わらず「そんなことではダメだ、外に出て働こう」ということを言う人で。
村上 え、毎日そんなん言うてるんですか?
澤田 教会と大企業の社長さん、その人たちのいわゆる懐を増やしたいという理由があるのかもしれません。経済活動が止まるとそういうところにお金がいかなくなるので。国民の20%くらいの人は、そういう教会や大企業の社長さんなどで、その人たちは彼(大統領)の意見に賛成していて、残りの7、8割の人は「家にいるのが当然だろ」って思っている感じですね。
村上 正直に今、澤田さんから見て、これからのブラジルの状況はどういう風になると予想できますか?
澤田 どうなんですかね。なんかちょっとね……僕らもどうしていいかって感じなんですよ(笑)
続いて、アゼルバイジャンに在住の木村さんにもお話を伺っていきます。
村上 コロナウイルスの影響で街の状態はどうですか? ロックダウンとかはしてるんですか?
木村 ロックダウンまではいかないんですけど、今、コロナウイルスの第2波が来ていて、政府が7月1日までは特別隔離措置を延長するということになっています。特に6月に入ってからは、週末はスーパーや薬局も閉店という厳しい外出禁止令が続いています。
村上 えー!? 相当ですね。じゃあ木村さんもほぼ外に出られてないんですか?
木村 週末はほぼそうですね。ただおもしろいことに、犬の散歩は認められていまして(笑)
村上 なんじゃそれ!
木村 犬の散歩を口実に、週末もちょいちょい外に出ているといったような感じです(笑)。アゼルバイジャンだけじゃなくて、世界でもそういう国があるみたいですね。
村上 へぇー。ペット同伴であればまぁいいですよというような。
また、木村さんはアゼルバイジャンで一番有名な食べ物も教えてくださいました。
木村 一番有名なのはキャビアです。アゼルバイジャンが面しているカスピ海には、チョウザメが生息しているんです。アゼルバイジャンは、そのチョウザメの卵であるキャビアの一大輸出国になっています。
村上 あ、そうなんですね。私たち日本人にとっては、「アゼルバイジャン=キャビア」とはなかなか繋がらないですよ。やっぱりアゼルバイジャンだったら、日本に比べてお安くキャビアを食べられるんですか?
木村 そうですね。市場に行くと100グラムでだいたい7~8000円くらいですかね。あんまりピンと来ないかもしれないですけど、例えばヨーロッパの空港などでは、フランス産やイタリア産のキャビアはだいたいその10倍くらいの値段で売ってると思います。
村上 それ聞いたらめちゃめちゃ安いじゃないですか。
木村 (笑)。ぜひ、アゼルバイジャンに来た際はキャビアをご購入ください。
木村さんの丁寧な話し方と巧みな話術に、村上さんは「この商売上手が!(笑)」とツッコミを入れました。
【村上信五くんと経済クン】
http://www.joqr.co.jp/murakami/
放送日:土曜 9:00~10:00
出演者:村上信五