仮想と現実が交差するSociety5.0。そんな社会を皆さんとともに想像し妄想しながら ” 遊び ” 倒す３時間。そんな「くだらない話」が、人類史上一番幸せな社会のヒントになるかもしれません。『シャングリラ』が、そこにあるかもしれません。
　
日曜に聴きたい曲もたっぷりとお届けしている『Society5.0 香格里拉（シャングリラ）』。パーソナリティは、フリーアナウンサーの柴田阿弥さんです。

7月12日の放送では、「レッドリスト・絶滅危惧人間を探せ」と題して、リスナーから最近目撃した絶滅危惧人間のエピソードを募集。番組的レッドリストに載せるかどうか、柴田さんが判定しました。

リスナーから様々な視点で「これは絶滅危惧人間かもしれない」というエピソードが届きます。

「球場でオルガンを演奏する人」
「牛乳瓶の底みたいなレンズのメガネをしている学生」
「体育の時間に使う赤白帽を頭の上に乗せてウルトラマンごっこをやっている小学生」
「真冬でも半袖半パンで登下校する小学生」
「昔、加藤茶さんがコントでやっていた、小さなお寿司の包みをぶら下げて、千鳥足で上機嫌に歩く酔っ払いのおじさん」
「肩にセーターをかける業界人風なファッションの人」
「『まいど！』から営業トークに入る人」
「お寿司屋さんでシャコを頼むときに、板前さんに『ガレージ』といって頼む人」
「喫茶店で店員を指パッチンで呼ぶ人」
「とんがった靴を履いている男性」

「体育の時間に使う赤白帽を頭の上に乗せてウルトラマンごっこをやっている小学生」や「真冬でも半袖半パンで登下校する小学生」は、柴田さんも目撃したことがあるようで「確かに！」と共感します。一方で、柴田さんには初耳の情報も多くあり「これってほんとにいたの？」と驚く場面も。中でも、「結婚式のあと、車に空き缶をくくりつけてハネムーンに行く人」については――

柴田　これってほんとにいたの？ いたのかな？ 私は「結婚式のあと、車に空き缶をくくりつけてハネムーンに行く人」は、カッパや天狗みたいな存在、伝説の中の話だと思っていたんだけど。これは（レッドリスト入り）保留（笑）

同様に、「夕日に向かって砂浜を走る若者たち」についても柴田さんは、「ツチノコみたいな感じで思ってた（笑）」と驚きを表現しました。

そして、柴田さん自身も絶滅危惧人間なのかもと感じることがあるようで――

柴田　寝てないアピールと疲れたアピールする人いますよね。あと、テスト勉強してないアピールする人。これはね、私のことなんだけど（笑）。これ絶滅危惧種ですか？

柴田　私は結構前に学校を卒業しちゃったから忘れたけど、だって中間期末テストなんてもう戦いでしょ？ 「勉強してる」なんて言っちゃったらさ、相手も勉強してくるかもしれないから、やっぱ油断させたほうがいいのかなと思って。私は“こそ勉（こっそり勉強する）”の柴田でしたよ？ レッドリストなのかな（笑）

これを聞いた現役高校生リスナーから「テスト勉強してないアピール、みんなやりますよ」とメールが届き、「ほら、そうだよね！（笑）」と話す柴田さんでした。

最後に、「ラジオ番組にハガキを書く人は絶滅危惧人間かもしれません。今はメールが主だし、Twitterも使われますからね」というエピソードを紹介すると、柴田さんは、「私はTwitterを見てるし、メールを仕分けてくれる人もいるからその方が楽ではあるけど、この番組もハガキで送ってくれてもいいよ（笑）」とリスナーに呼びかけました。