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好きな人と両想いかどうか確認できるアプリ「One heart」、“自分はこんな人です”と誰もが伝えられる「エムグラム診断」をリリースしたIT企業家の関口舞さんが登場! 『Society5.0 香格里拉』
仮想と現実が交差するSociety5.0。そんな社会を皆さんとともに想像し妄想しながら ” 遊び ” 倒す3時間。そんな「くだらない話」が、人類史上一番幸せな社会のヒントになるかもしれません。『シャングリラ』が、そこにあるかもしれません。
日曜に聴きたい曲もたっぷりとお届けしている『Society5.0 香格里拉(シャングリラ)』。パーソナリティは、フリーアナウンサーの柴田阿弥さんです。
7月5日の放送では、アプリクリエイター、キャリアカウンセラー、作家、コメンテーターなど幅広く活躍されている、IT企業家の関口舞さんをお迎えしました。
好きな人と両想いかどうか確認できるアプリとは!?
「自分はこんな人です」と誰もが伝えられる「エムグラム診断」
関口さんは、2014年に“好きな人と両想いかどうか確認できる純愛専用両想い確認アプリ”「One heart」をリリースしました。どんなアプリかというと――
関口 いわゆる「新しい人と出会うアプリ」ではなくて、すでに出会っている知り合い同士、例えば昔からの友達とか、同僚とかそういう人たちの間で、両想いかどうかを確認できるというものなんです。
柴田 どうやって両想いかどうかを確認するんですか?
関口 仕組みはシンプルで、Facebookにログインし、Facebook上ですでに友達になっている人の中から一人だけを選んで登録をしておきます。その時点では何も起こらないんですけど、もし相手がたまたま自分のことを選んで登録してくれていたときだけ、「おめでとうございます。あなたたちは両想いです」という通知がくるという(笑)
柴田 えー!(笑) いいですねいいですね! やばい、(他の人だったら)気まずくなっちゃうよー(笑)
関口 だから、このアプリでは一人しか選ぶことができないので、ほんとのガチの人しか登録しないでくださいって言っています。これでマッチングしたら、相当な両想いなのでもう付き合ってください。
柴田 いやーこれは相当な両想いですよね。
関口 そうなんです。実は、8%のユーザーさんの両想いが発覚したんです。
関口さんが「One heart」をリリースしようと思ったきっかけは?
関口 このアプリを開発しようと思った当時、私は今の100倍くらいシャイだったんです。昔、好きだった人が後になってから「当時、私のことを好きだった」ということを知るという経験をしまして――
柴田 えー漫画みたいだ!
関口 そうなんです。「じゃああのとき言えばよかった」って、そういう悲劇をちょっとでも世の中から減らしたいなと思ってこのアプリを開発しました。なぜそこで「アプリを作ろう」って思ったのか、自分でもわからないんです。私はアプリを作ったことは全くないし、エンジニアなわけでもなくプログラミングもできないので、「こういうのやりたいやりたい!」って人に言いまくって、組んでくれる人を探しました。
柴田さんは、「そのエピソードを小説などで書いて発表するのではなく、アプリを作ろうって思うその発想力がすごい!」と関口さんを絶賛しました。
さらに、関口さんは2017年に“超精密性格診断サービス”「エムグラム診断」をリリース。1ヶ月で400万人が利用するなど話題となりました。柴田さんも以前からこのサービスを利用していたそうです。このサービスを開発しようと思ったきっかけ、目的を伺いました。
関口 みんな、なかなか「私ってこういう人なんですよ」って言いたくても言えないじゃないですか。
柴田 確かに。
関口 なので、友達の間とかで自分や相手の性格をもとにコミュニケーションがもっと深まったらおもしろいなと思ったんです。それをシャイな人でも言えるようにできないかな、と考えた感じですね。
柴田 投稿を共有するという形で、「自分はこんな人です」って伝えられるのが嫌味もなくていいですよね。やっぱり人って「自分のことを知ってもらいたい」という願望はどうしてもあると思うから、めちゃくちゃいいです。
関口 そうなんですよね。もし診断結果が全く間違っていたらそれはそれで、「えーこんなことない、そんなわけないじゃん」とか言って遊べるなと思って、このサービスを作ってみました。
柴田さんは、「人間が思っていることや性格を、テクノロジーを使って判断したり、分析したりするのって楽しいけど結構難しい範囲だと思う」と話します。関口さんが「エムグラム診断」を作る中で一番難しかったこととは?
関口 技術面はもちろんですけど、私が大事にしていた部分でかつ難しいなと感じたのは、文言の書き方です。診断結果を決めつけとかではなくて、あくまでその人がもっている多様性や、自分が気づいていないところを気づかせるきっかけになるような見せ方をするというのが難しいなと思いました。例えば、「すごく慎重な人」には「石橋を叩いて壊す」みたいな結果が出たりするんですよ。そういう書き方だったら結構笑えるというか。そういう表現の部分にこだわりを持って、難しいなと思いながら研究してやっております。
柴田 関口さんの優しさが出てますよね。確かに、私が占いとかを嫌いな理由って、すぐ決めつけてくるところなんです。人を12星座で分類したり、血液型占いも人は4パターンなわけないのにすぐに決めつけてくるから、すごい嫌いだったんです(笑)。けど、「エムグラム診断」のそういった表現はすごく優しい。「あ、そういう部分もあるんだ」みたいに、ちょっと嬉しい気持ちになっちゃう。
柴田さんは「みなさんにもぜひやっていただきたいな」と、リスナーに呼びかけました。
【Society5.0 香格里拉】
https://joqr.co.jp/s5/
放送日:日曜 10:00~13:00 生放送
出演者:柴田阿弥(フリーアナウンサー)
●番組を聴く
http://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20200705100000