文化放送

鎌田實×村上信夫 日曜は頑張らない

鎌田 實
鎌田 實
(かまた みのる)

医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、 東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会 放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」 「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

村上 信夫
村上 信夫
(むらかみ のぶお)

1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com

過去の記事

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2024年6月 7日

6月2日 第621回放送 

「88歳の母は採血するときに針が痛いから嫌だというので、年1回にしましたがいい
ですか?」という相談に「お母さんの希望通りにしていいですよ」と回答するドクター
鎌田。今週はリスナーさんのお悩み・相談に応える『ドクター鎌田の健康相談』です。

◆千葉の女性。食べた物が胃から上がってくるような感じがするので「逆流性食道炎」
を疑い専門医に診てもらうと「逆流性食道炎の顕著な症状も見られない」とのことです
ドクター鎌田のアドバイスは「食道裂孔ヘルニア」か「非びらん性胃食道逆流症」かも
しれませんからその症状に合うクスリを処方してもらい、症状が治まればいいですね。
◆市原の男性。妻は「リュウマチ性多発筋痛症」と診断されステロイド投薬治療中です
「適度な運動」を勧められていますがどの程度までの運動をしたら良いのでしょうか?
ドクター鎌田のアドバイスは「治療効果が出始めているようですから、痛くない範囲で
スクワットをしたり、ウォーキングを初めていいと思います。動いた方が予後はいい」
◆ハワイの女性。普段「低血糖」に似た症状が出て空腹感やめまい、力が入らないとか
汗が出てきます。時々左胸の痙攣や血圧低下が何日間か続くことがあります。血液と心
臓の検査を受けましたが異常はありませんでした。低血糖のような症状を予防する食品
や食事方法はありますか?ドクター鎌田のアドバイスは糖尿病があるのか?ないのか?
その点が不明ですがどこかに「インスリン産生腫瘍」がある?「ダンピング症候群」?
◆三重の女性。夫がスクワットをすると翌日は足がむくみますが大丈夫ですか?という
相談に、筋トレや運動すると水分が細胞や組織に取り込まれることが増えるせいで体重
増やむくみが一時的に起きることが稀にあるので、運動前にストレッチしてください。

放送分を聴く
放送日:2024年6月2日

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