(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2023年12月 7日
12月3日 第595回放送
鎌田さんは50年前「脳卒中の患者さんが多い長野県」に赴任して以来、周囲の理解と
協力を得て『健康づくり運動』を推進。その甲斐あり「同県は長寿県」になりました。
近年は佐賀県下で『がんばらない健康長寿実践塾』を開講し、食習慣から運動まで健康
と長生きのための習慣を幅広く提案しています。その中心は「食事」です。家でも簡単
にできる『長生き食事術』の軸になるのは「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」です。
この呪文のような5つの言葉「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」は、筋肉・骨・血管
脳・腸の健康のことです。食事との関係で百歳まで元気でいるためのカギとなります。
◆筋肉-筋肉をつくりフレイルにならないタンパク質いっぱいの生活を送りましょう。
筋肉づくりで大切なのは、食事でまんべんなくタンパク質をとること。朝にヨーグルト
やチーズを食べたり、おやつのおせんべいを大豆食品や乳製品に替え、筋肉をつける。
◆骨-バランスのよい食事とこまめなカルシウムで骨太人生を送りましょう。骨密度の
低下は深刻な問題です。骨ごと食べられる小魚を常備こまめに食べるのも骨活の基本。
◆血管-人は血管から老いるので、薬よりまずは食習慣の改善をしましょう。酢や牛乳
で減塩に工夫。野菜や海藻で血圧を安定させる。抗酸化作用食品のゴマや鮭を摂ろう。
◆脳-認知症は生活習慣病の一つ、予防策の中心は食事術です。DHAが豊富な青魚や
オメガ3脂肪酸を含むナッツ類など「ブレインフード」を日々の料理で使いましょう。
◆腸-腸は「第二の脳」で長生きの要です。野菜と発酵食品で腸内環境を整えましょう
腸は栄養を消化・吸収する臓器ですが、免疫細胞の約7割が集中し体内に侵入した病原
菌などから体を守る働きもしています。詳しくは『鎌田式長生き食亊術』(アスコム)