(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2023年5月24日
5月21日 第567回放送
「リスナーさんからのお便りは、番組のバロメーター」とラジオでは成句のように使い
ます。バロメーターの本来の意味は「気圧計」ですが、気圧計が気象情報の基準になる
ことから「指標・基準」という意味でラジオのアナウンサーも使っています。リスナー
さんからお寄せいただくメールやハガキに応える『お便り特集』をお届けいたします。
◆配置薬「富山の売薬さん」の放送回には多くの反響をいただきました。子どもの頃を
思い出した!我が家も置き薬を重宝した!等々。村上さんは「赤玉」を服用、鎌田さん
は「熊の胆」のお世話になったという。現在は富山在住でその昔、叔父が「売薬さん」
をしていたという「うらちゃん」からのメールを紹介します。◆変形性膝関節症を抱え
る「成田の女性」に対してはドクター鎌田からアドバイス。鎌田さんは「半月板損傷」
で膝のぐらつきに悩んだ経験があり、解決法は大腿四頭筋(ふとももの筋肉)の筋トレ
椅子に座り腹筋に力を入れ、下肢を床と平行に伸ばして10秒。この動きを左右10回
ずつ実施し1日に2セット。筋トレが筋力強化に繋がり、膝のぐらつきを軽減します。
◆「宝塚の女性」から。終末期の意思決定を自らした友人の話を報告して、生の尊厳に
ついて改めて考えさせられ、自身も背筋を伸ばして「良く生きたい」と心から誓う話。
◆人間嫌いで「関西に移住した女性」の相談に、村上さんは便利な"おおきに"を伝授
◆介護現場で働く複数のリスナーさんから「重労働」や「恒久人材不足」などの悩みを
打ち明けるお便り。個人や施設単位で簡単に解決する方法がない以上は、長期戦に備え
自分で良かれと信じる自己改革をして、孤立や共倒れにならないようにする事が大事。
◆"お金に賞味期限を"は目から鱗という「福岡の女性」お金の好循環に期待したい。