(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2022年9月 7日
9月4日 第530回放送
「夜中に2、3回トイレに行く」という村上さんに、ドクター鎌田は「夜間頻尿かな?
中途覚醒かな?いずれにしても加齢とともに出る症状です」と回答。朝までぐっすりと
眠れるのが理想です。今回は『ドクター鎌田の健康講座・睡眠の質をたかめよう!』。
日本では、2000万人が睡眠障害を抱えているといわれます。高齢者が睡眠の悩みを
抱えやすいのは①「睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が少なくなるため」と
②「運動不足になりがちで、適度な疲労が得られないから、寝つきが悪くなる」その他
病気やストレスが不眠の原因になっている場合もあります。日本人の睡眠薬の服用率は
若者よりも高齢者に多く70歳以上の女性では4人に1人、80歳以上の女性では3人
に1人が睡眠薬を服用している実態をみると、女性の方がより繊細だからでしょうか?
そこで「いい睡眠はいい生活リズムから生まれる」と説くドクター鎌田は、体内時計の
リズムを整えれば、いい睡眠も得られる!ということで5つのポイントを解説します。
①朝、太陽の光を浴びましょう!体内時計は毎日30分のずれが生じるので、朝日を浴
びると、脳にある時計のずれがリセットされ、夜睡眠を促すメラトニンを分泌します。
②朝食をしっかりとりましょう!朝食をとると臓器がリセットされ、代謝が動き出す。
③日中は、積極的に自重筋トレなどしましょう!いい睡眠には適度な疲れが必要です。
④昼寝は30分以内にしましょう!長時間の昼寝は、夜の睡眠のさまたげになります。
⑤週末の夜更かしは2時間以内に!夜更かしは体内時計を乱し復調に時間を要します。
◆募集中◆「大切にしている言葉/お気に入りの言葉」とその理由を教えてください。
知人から贈られた言葉・座右の銘・映画のセリフ・歌詞の一節、等お待ちしています。