(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2021年12月 8日
12月5日 第491回放送
「元気ハツラツ!」は1965年(昭和40年)高度成長期を代表する名コピーです。
半世紀以上前に多くの「モーレツ社員」に支持され、現在は彼らの孫世代にも飲まれて
いるロングセラー商品ですが、そのキャラクターを長年つとめた"崑ちゃん"こと俳優
の大村崑さんは今も現役です。しかも、齢90の今が心身ともに一番健康と語ります。
1931年(昭和6年)生まれの大村崑さん。幼い頃はしょっちゅう風邪をひいたり、
熱を出したりして医者通い。虚弱体質で目は生まれついての弱視で小学2年から眼鏡を
使用、左耳も鼓膜に傷がついたせいで小学生の頃から難聴気味。おまけに19歳のとき
に肺結核に罹り、左の肺を切除しています。担当医から"40歳までは生きられないだ
ろう"と言われてしまいました。限られた命ならば「好きな喜劇の道へ進みたい!」と
決心し、キャバレーのボーイから司会者となり、さらにコメディアンへ転身しました。
昭和30年代、黎明期のテレビ軽演劇『番頭はんと丁稚どん』や『とんま天狗』などに
出演し一世を風靡してお茶の間に人気者になり、司会者としても活躍。58歳の時には
大腸がんの手術も受けています。19歳で片肺切除して以来、元気意識を持てなかった
大村崑さんが、86歳で人生が一変する出会いを経験します。それは「筋トレジム」に
通い始めて、トレーナーの指導でスクワット、バーベル、ダンベルと身体に負荷をかけ
るトーレ―ニングと並行して食事内容も改善しました。今では120歳まで生きる目標
を立て、出演ドラマの設定に合わせて「赤い霊柩車」に乗って大好きなコスモスの中で
送られたいと語ります。大村さんの「笑って泣けて筋トレまで出来るご長寿エッセイ」
『崑ちゃん90歳今が一番、健康です!』は笑いと健康維持の大切さを説いています。