(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2020年8月17日
8月16日 第423回放送
暑さのピークがやってきました。環境省と気象庁が、関東甲信地方で今年から実施して
いる「熱中症警戒アラート」が連日発表されています。新型コロナ感染予防で着用する
マスクが熱中症になりやすい要因に挙げられており臨機応変の対応が必要となります。
今回は、突然病気に襲われた女性がバリアフリーの伝道者になった経緯を紹介します。
石川県津幡町で多世代共生型地域づくりを目指し『みんなで笑顔 木のおうち』を運営
する兼氏浩子さんが電話で出演。障害の有無に関係なく、乳児から高齢者まで多世代の
誰もが集い、支え合い、助け合える居場所があれば、人は繋がり笑顔が生まれるという
『木のおうち』は児童発達支援・放課後デイサービス、訪問看護リハビリステーション
など医療と福祉の連携で地域づくりに貢献しています。代表の兼氏さんは看護師として
医療の現場で働き、結婚し二児に恵まれ充足の日々を送る生活でした。ところが33歳
のある朝、突然足が動かなくなり、1年後には車椅子生活を余儀なくされました。悲観
にくれる中で、少しずつ自身の意識も変わり、障害は「個性」や「自分らしさ」という
認識が芽生え、そこからバリアフリーを広める行動が始まりました。家族の協力もあり
37歳で3人目の子を授かりました。視力の衰えた人がメガネを必要とするのと同様に
移動に必要だから車椅子に乗るといいます。そして、車椅子の上から見えてきたものを
次々に発信しています。障害の有無は「人にある」のではなく「環境にある」といい、
施設のバリアフリー化も大事だが、人々の「心のバリアフリー」こそ大切と訴えます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、デイサービスに通えない高齢者のフレイル進行
を心配して、感染防止対策を講じながらの訪問看護にも難しい現状があるといいます。