(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2020年7月20日
7月19日 第419回放送
「令和2年7月豪雨」は各地で河川の氾濫や土砂崩れなどが相次ぎ発生して甚大な被害
をもたらしました。最も大きな被害を受けた地域といえば、九州の熊本県の南部です。
新型コロナ感染症の不安がある中での大きな自然災害であり、他県から応援に行けずに
人手不足も目立ちます。今週は「被災地の状況と支援の在り方について」の特集です。
熊本南部の集中豪雨で、球磨川沿いにある人吉・球磨地域の特産「球磨焼酎」の蔵元も
深刻な被害を受けました。五百年の歴史を誇り、芳醇な香りと独特の風味が特徴であり
「人吉・球磨地域の地下水で仕込んだもろみ」を蒸留し、瓶詰めした米焼酎です。現在
「球磨焼酎酒造組合」には27の蔵元が加盟、甚大な被害を受けた蔵や被害を免れた蔵
など状況はまちまちです。蔵元「高橋酒造」の久保田一博さんが電話出演し状況説明。
7月4日の球磨川氾濫で、蔵元の中には壊滅的な被害を受け再開のめどが立たない蔵も
出ており、組合員のネットワークで被害を免れた蔵元から2名ずつ人手を出すなどして
相互に助け合って復旧に当たっているという。「高橋酒造」は倉庫が水没して出荷待ち
3万本の焼酎が被害にあったそうで半年掛けて造った焼酎を一瞬で奪った無常の洪水。
「熊本地震」で活用された発電機や洗浄機を熊本市内の酒蔵から借りて使用しているが
泥の処理や被災廃棄物の処理にはボランティアの不足でまだまだ時間を要するという。
鎌田さんの「風に立つライオン基金」も、熊本県内の「訪問ボランティアナースの会」
と連携して人吉市内の避難所になっている小学校に看護師を派遣。感染防止や熱中症の
対策のために24時間体制で相談を受付。またアルコール消毒液やサージカルマスク等
医療品を送り、軽トラック3台と高圧洗浄機を購入し、人吉市に寄贈したことを語る。