(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2020年2月17日
2月16日 第397回放送
日本人の平均寿命は男性が81.3歳、女性は87.3歳。健康寿命も延びています。
長い老後をいかに豊かに過ごすかは重要なテーマです。特に仕事一筋で生きてきた男性
にとっては「定年後の居場所」づくりや「高齢者の地域活動」は大切です。そこで今回
は定年後に地域デビューした経験談や、社会的フレイルに陥らないための心得を紹介。
横浜市旭区の『横浜市今宿地域ケアプラザ』を拠点にコーヒーを淹れるボランティアを
しているコーヒー隊『ペリゴール』の代表・菅野弘道さんが電話で登場し、コーヒー隊
が誕生した経緯や毎月第2水曜日に開く「くつろぎカフェ」の盛況ぶりを報告します。
横浜市が独自のシステムで設けた施設「地域ケアプラザ」は市内およそ140か所あり
乳児から高齢者まで誰もが地域で安心して暮らせる福祉保健活動の拠点。ボランティア
の育成や希望する人を適切な活動にコーディネートもしている「今宿」は出色の施設。
仕事一筋で過ごしてきた男性は地域との関係が薄く、施設利用者も女性に比べ少ない。
そこで男性向けに「いい音楽と本格的コーヒー」を糸口にして男性客を獲得しました。
「高齢社会白書」の「近所付き合いの程度」に関する項目で、独居男性は「挨拶以上の
親しい近所付き合いはない」が半数おり、女性の35%に比べより孤立感が強いです。
高齢者の「社会的フレイル」を防ぐ逸話で紹介したのは、東日本大震災後の南相馬市の
「絆診療所」の医師と管理栄養士の活動。JKAの補助を受けて仮設住宅の狭い台所で
簡単に作れる健康食レシピを考案し住宅を巡回。筋力と社会的フレイルを予防した話。
夫婦世帯でもどちらかがケガや病気になった時に「地域の支え」があれば助かりますし
地域デビューに年齢制限はないが50代から準備した方がいいという先達は多いです。