(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2019年8月 5日
8月4日 第370回放送
作家の柳田邦男さんは「人生で絵本との出合いは3回ある」と言いました。幼いときに
親から読んでもらうのが1回目。親になって子どもに絵本を読んであげるのが2回目。
3回目は、人生の後半で自分の人生を振り返るとき。同じ絵本でも人生の各ステージに
よって読み取れる物語が違ってきます。自分自身の人生を投影する3回目の絵本を享受
している鎌田さんと村上さんが「絵本選びの達人」と幼児向け絵本選びのコツを紹介。
長崎市南山手の丘には、国宝『大浦天主堂』や『グラバー園』など歴史的建造物があり
その一角に鎌田さんが訪問した『祈りの丘絵本美術館』があります。明治維新のころの
長崎独特の洋風建築を模した瓦ぶきの洋館で「美術フロアー」には国内外の絵本の原画
を展示し「絵本コーナー」には選び抜かれた500冊の絵本が並ぶ美しい美術館です。
美術館を運営するのは、子どもの本の店『童話館』グループで、『童話館』は成長年齢
に応じて選りすぐりの絵本を定期的に送る『童話館ぶっくくらぶ』も運営しています。
どんな絵本がいいのか?絵本選びのコツを『祈りの丘絵本美術館』副館長の石川千佳子
さんがアドバイス。赤ちゃんが言葉に興味を持ち始めるのは生後6か月から、その時に
お母さんやお父さんが話しかけるのはとても大事。0歳児には『いないいないばあ』を
手の動きに興味を持つ2歳児には『わたしのて』がお薦めで、4歳児には『おちゃのじ
かんにきたとら』を挙げて解説。突然やって来た迷惑なトラの態度に大人は困惑するが
幼い子は面白がり、生きていると不条理な事が起こることを気づかせてくれる絵本です
5歳以上には『マリールイズいえでする』叱られて家出するマングースの子が主人公。
村上さんはジョン・レノン作の絵本『イマジン』と他に『ぼくはなきました』を紹介。