(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2018年12月25日
12月23日 第338回放送
玄関やロビーにはクリスマスツリーやリースが飾られ、街にはイルミネーションが煌き
軽快なクリスマスソングが流れてクリスマスモード満載です。今回はクリスマスを題材
にした小説、絵本、歌を紹介。鎌田&村上「鎌信劇場」は"あの名作"に挑戦します。
世界的な名作でクリスマスの定番といえば?芝居にもなり映画化もされたチャールズ・
ディケンズの『クリスマス・キャロル』が挙げられます。舞台は約170年前、英国の
ロンドンの下町。主人公のスクルージは、強欲で、エゴイストで、ケチで、思いやりの
かけらもない商人で皆の嫌われ者。クリスマス・イブの夜、そんな彼の生き方を変える
ために「3人の幽霊」が現れ、彼に関する過去・現在・未来の様々な光景を見せます。
特に「未来の幽霊」によって見せられた衝撃的な末路が教訓となり、彼は改心します。
公開中の映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』
は、ヒット作が書けずに、家族と貧乏生活を送っていた作家ディケンズが代表作となる
『クリスマス・キャロル』を書き上げるまでの物語。この映画にも守銭奴のスクルージ
が登場。3人の幽霊に啓示を与えられ生き方を変えていく物語の誕生を描いています。
オー・ヘンリーの代表作となった短編小説『賢者の贈り物』もクリスマス・イブの物語
貧しい若夫婦はお互いプレゼントを買うお金を工面するため一大決心をする。妻のデラ
は夫の金時計に似合う鎖を贈り物として買うために、自慢の美しい長い髪を切って売り
一方、夫のジムは妻が欲しがっていた鼈甲の櫛を買うため、時計を質に入れてしまった
物語の結末で、この一見愚かな行き違いが、最も賢明な行為であったと結ばれている。
絵本『ゆきの日』菊田まりこ作/絵(白泉社)もクリスマスの一夜を描いたメルヘン。