(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2018年10月 9日
10月7日 第329回放送
母親が歌ってくれた子守唄。友や兄弟姉妹と教室や校庭で歌った童謡・唱歌。懐かしい
思い出が甦る歌の数々を皆様からのリクエストにお応えする『童謡・唱歌の特集』です
聴くだけで情景が浮かび、瞬時にタイムスリップできるおなじみの歌をお届けします。
異常気象に悩まされた今年の日本列島もようやく秋の気配が感じられ、安堵感とともに
秋特有の一抹の寂寥感も抱きます。◆市原市のY・Eさんからのリクエスト『里の秋』
「70年前、小学4年生の時に級友と父兄会で披露した思い出の歌」と綴られています
◆北区のK・Mさんは「あたまを雲の上に出し...」の『富士山』をリクエスト。母親を
在宅介護でケアしながらリハビリを兼ねた近所の散歩の際に度々歌った童謡唱歌の数々
中でも母親が大好きだったという同曲は、93歳で亡くなる前日に最後に歌いました。
◆鎌田さんのリクエストは『かあさんの歌』です。心臓病を患い夜なべ仕事は出来ない
から手袋を編んでもらったことはないが、家にいてくれるだけで嬉しかったと思い出を
語り、母は都バスの隣の人にミカンをあげる様な誰とでも仲良くなれる特技があった。
◆品川区のF・Nさんは『灯台守』をリクエスト。イギリス民謡に勝承夫が日本語詞を
つけ1947年に文部省「五年生の音楽」に掲載されました。365日夜の海と灯台を
見守り続ける苦労を子ども心に感心したという内容と母親への感謝が綴られたハガキ。
◆所沢市で鶏肉店を営んでいたI・Kさんは『からすの赤ちゃん』をリクエスト。実家
のチャボのエピソードやカラスに纏わる思い出が手紙に綴ってありました。作詞作曲の
海沼實を尊敬していたという故・忌野清志郎(RCサクセション)の歌でお届けします
◆最後は古河市のD・Jさんからの『月の沙漠』を紹介。90歳を過ぎた両親が童謡唱
歌のファンなので聴かせて欲しいとリクエスト。多くの応募者の方々に感謝致します。