(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2018年6月 4日
6月3日 第311回放送
いまは「どんよりとした曇り空が広がっている時代」という鎌田さん。そんな曇天時代
に自ら光を発して周りも照らす素敵な人たちがいます。有名人もいるけど市井の無名な
人もたくさんいて、ここ数年でお会いした人々の逸話『曇り、ときどき輝く』を紹介。
ロボットに馴染めず懐疑的だった鎌田さんを変えたロボット介護機器「SASUKE」
は被介護者の下に敷いたシートごと優しく抱きかかえるように車イスなどに移乗可能で
"お姫様抱っこ"してもらうが、ロボットなので"よっこらしょ感"がないので好評。
また、分身ロボット「ORIHIME」はカメラ・マイク・スピーカーを搭載しており
インターネットを通して遠隔操作し、周囲を見回したり、会話も交わすことが出来る。
この「ORIHIME」を開発・レンタルしている「オリィ研究所」の吉藤健太朗さん
は不登校児だった経験があり、孤独を知る人。遠隔操作する番田雄太さんは盛岡在住で
脊髄損傷のためにペン型のマウスを顎で操作して、吉藤さんの秘書を務めてきました。
昨年亡くなった番田さん曰く「ベッドから動けない人にも外と繋がる心の車イスです」
他に「リオパラ」の自転車競技で視覚障害の鹿沼由利恵選手のパイロットを務めた競輪
選手の田中まい選手や、釜ヶ崎の「こどもの里」のリーダー荘保共子さんは家庭の事情
で中学3年まで割り算も出来なかったショウタ君を励まし続けて教師に育て上げた話。
北海道の「九神フォームめむろ」は知的障害があっても働いて納税者になる制度を実現
■プレゼント■鎌田實サイン入り『曇り、ときどき輝く』(集英社)を5名様に進呈。
住所、氏名、電話番号を明記の上6月8日必着で応募してください。メール、ハガキの
コメントは番組で紹介する場合もありますのでご了承ください。お便りお待ちします。