(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2018年4月16日
4月15日 第304回放送
認知症高齢者460万人超え、認知症予備軍といわれる「軽度認知障害」も400万人
を超えたと数年前に厚生労働省の研究班が発表しました。65歳以上の実に7人に1人
が認知症ということになります。人は例外なく老いていきますがその老い方に個人差は
あり、どのように老いていくのかも予測できません。今回は「認知症」がテーマです。
1973年、有吉佐和子原作『恍惚の人』が映画化され話題になりました。主演は森繁
久彌さんで鎌田さんは都内の大学病院で研修医として働いていた頃です。以来、認知症
をテーマに多くの作品が映画化されてきました。村上さんが観た新作の『蝶の眠り』は
アルツハイマー型認知症のヒロインを中山美穂さんが演じ、自らの死と向き合うために
小説以外のことに挑戦する物語。2000年4月に介護保険制度が始まり、認知症の母
を介護する嫁の姿を描いた松井久子監督の『折り梅』は吉行和子さん主演。鎌田さんが
お気に入りの洋画『やさしい嘘と贈り物』は認知症で記憶をなくした老人が自分の妻に
恋をする姿を描いた人間ドラマです。後半は鎌田さんが「日刊スポーツ」で今月連載中
『人生100年時代をどう生きるか』から認知症テストで有名なチューリップテストを
紹介します。まず両手の親指と親指、小指と小指、手首をつけ「チューリップ」と言い
手を離して、今度は左手の親指と右手の小指、左手の小指と右手の親指をつける動作。
さらに「運動が認知症リスクを低下させる」というアメリカの大学の研究論文によると
週4回以上ウォーキングをしている人は、認知症のリスクが4割下がったという。最後
は若年性アルツハイマーの佐藤雅彦さんから鎌田さんへのメールを紹介し「満ち足りた
生活を送るには」という題で「ないものねだりはしない」と結論。お勧めの生き方です