(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2018年2月12日
2月11日 第295回放送
今年6月に古希を迎える鎌田さんは朝スキーを復活。毎朝3キロのコースを5本滑って
体力と運動能力の低下を防いでいます。今回ゲストに迎えた水中写真家の中村征夫さん
も72歳を感じさせないタフガイぶりで活躍中。一番若い村上さんが後塵を拝すること
になり、お腹をへこます仕草で和やかな鼎談。テーマは『極限に挑んだ中村征夫さん』
北極や南極に近い地方で、一日中太陽が沈まない現象を「白夜」といいますが、反対に
一日中太陽が出ない日を「極夜」といいます。1977年に中村さんが初めて新聞社の
依頼でドキュメンタリー写真を撮ったのが「地球最北の村」グリーンランド北西のシオ
ラパルク。この村は北極点まで1300キロの位置にあり、植村直己さんなど北極点を
目指す冒険家が拠点にした村です。冬の4か月間は太陽が昇らない「漆黒の闇の世界」
加えて、氷点下40度という極寒の世界。瞼がカメラから離れなくなったこともある。
そうした過酷な体験をしながら撮った40年前のフィルムは劣化してプリント出来ない
状態だったが、デジタル技術の進歩で修復可能となり、写真集『極夜』を出しました。
表紙の女の子は当時6歳と4歳の姉妹。上着はトナカイ、ズボンはシロクマ、靴はアザ
ラシ、中はキツネ。まさに命と共存する人々。鞭一本で犬ぞりを操り獲物を捕まえる。
渡り鳥のアッパリアスを発酵させた「キビア」という珍味の食感など笑いと共に紹介。
また、世界中の海を撮り続けて半世紀以上の中村さんが72歳で挑戦した深海の世界。
海洋研究開発機構が、世界に誇る有人潜水調査船『しんかい6500』に搭乗して撮影
した静岡県の駿河湾の深海の世界を紹介。牡丹雪のように降り注ぐ「マリンスノー」は
プランクトンの死骸など。ホラアナゴや太腿サイズのナマコとの遭遇などを語ります。