(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2017年8月14日
8月13日 第271回放送
「どんな仕事をするにせよ、実際に学ぶ事ができるのは、現場においてのみである」と
言ったのはフローレンス・ナイチンゲール。きょうは看護の基礎を築いた彼女の命日。
ナイチンゲールは上流社会で育ちましたが、慈善訪問の際に貧しい農民の悲惨な生活を
目の当たりにし、人々に奉仕する仕事に就きたいと考え看護師になり、クリミア戦争の
従軍体験などから、看護教育や病院内の感染症予防の重要性を説き改革に繋げました。
今回は「女性のいのちと健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGO」
「公益財団法人ジョイセフ」の簡野芳樹さんを迎えての鼎談です。戦後日本が実践して
きた家族計画や母子保健の分野での経験やノウハウを途上国に伝える目的で1968年
に設立し、国連や国際機関、現地NGOや地域住民と連携してアジアやアフリカで保健
分野の人材養成、物資支援、プロジェクトを通して生活向上等の支援を行っています。
妊娠や出産が原因で1日に830人もの女性が亡くなっていますが99%は途上国です
こうした問題を解決する一助になればと「JKA」の支援をうけて日本独自の「ジョイ
セフ」ならではの途上国支援をしています。国内の放置自転車を再生し、途上国に贈り
保健ボランティアは遠距離移動が可能になり、啓発活動を効率よく行うことができます
また、妊産婦を自転車に乗せて診療所に搬送するケースもあることから、現地では再生
自転車は「命を救う足」になっています。昨年度は2250台が途上国に贈られました
また、途上国では男尊女卑が強いことから、地域保健研修会で「妊婦シミュレーター」
を男性につけてもらい、妊娠時の女性がいかに体の重さと動きにくさに耐えながら家事
や畑仕事をしているかを理解させ、行動変容に繋がると全員が高い関心を寄せました。