(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2017年2月27日
2月26日 第247回放送
毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」で、国をあげ健康増進の啓発活動をしています
テーマは「一無・二少・三多」。一無は「禁煙」、二少は「少食・少酒」、三多は体を
多く動かす「多動」、しっかり休養をとる「多休」、多くの人や物に接する「多接」の
勧めです。メタボを気にしながらも検査は好きじゃない人にピッタリな本の紹介です。
ドクター鎌田の最新刊『検査なんか嫌いだ』(集英社)は幼い頃から検査が嫌いだった
鎌田さんの体験談から始まる。持ち物検査でペケ、筆箱検査でペケ、眼科検診でメガネ
を勧められ思春期の實少年は検査が大嫌いになった。とはいいながら病気の発見が遅れ
後悔している患者さんとも接してきたから、本当に必要な最小限の検査は当然必要です
そこで、検査嫌いの人が健康維持するために痛くもなく高くもない最小限の検査の仕方
をドクター鎌田が教えます。例えば、親戚の集まりで糖尿病や高血圧症、がんの患者が
いるか情報収集し、該当者がいればその検診を受けた方が効率的で、高い遺伝子検査料
を払うよりもお勧めという。検査嫌いの為の健康法は、①体重と血圧は毎日計る。②マ
ゴワヤサシイ食生活を送る。③骨と筋肉を鍛える。④世のため人のために生きる。米国
で話題の無駄な医療検査を紹介したうえで、巷の健康情報との違いも指摘しています。
嫌いでも役にたつ検査もあり、細胞と臓器に何か起きていないか?未病ですませたい。
又、村上さんが伊豆市の『日本競輪学校』で特別授業をした際、センスの良さに思わず
唸ったという若者らしいポジティブな言葉が生徒から次々発せられたエピソードも紹介
■プレゼント■鎌田實さんのサイン入り『検査なんか嫌いだ』(集英社)を5名に進呈
ご希望の方は住所、氏名、電話番号を明記のうえ応募。3月3日消印有効と致します。