(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2017年2月 8日
2月5日 第244回放送
もし生まれ変われるとしたら何になりたい?この質問には十人十色の答えがあります。
ゲストのシンガー・ソングライター山崎ハコさんに「生まれ変わったら女がいいか男が
いいか」と聞くときっぱり「もう生まれてこない!なぜなら人生めいっぱい思い残さず
生きたいから!」といいます。デビューから好きな歌のために一筋の道を歩む人です。
1974年は鎌田さんが長野県の諏訪中央病院に内科医として赴任し地域医療に携わり
始めた年です。医大を卒業して行き成り飛び込んだ世界で戸惑いもありました。そんな
時にラジオから流れてきたのが翌75年にデビューした山崎ハコさんの『飛びます』や
『望郷』。鎌田さんは40年以上経た今も聴き手の魂を揺さぶる名曲に挙げています。
1957年5月大分県の農村部で生まれたハコさんは丁酉(ひのととり)で還暦です。
ハコさんにとって「悪口はいうな、嘘はつくな」という祖母の教えが人格形成に大きな
影響を及ぼし、相手を信じて疑わない純真無垢なまま大人になったことが禍福を招いて
40歳で人生最大のピンチに見舞われます。デビューから22年間所属していた事務所
が突然の閉鎖。事務所が管理していた印税収入など一銭も貰えず、住まいも追い出され
12月の寒空に途方に暮れてファミレスで一夜を過ごしたそうです。窮地のハコさんに
救いの手を差しのべてくれたのが俳優原田芳雄さん。デビュー時に最初にあった芸能人
であり、歌の感性が合うので公私にわたって応援してくれた恩人。もう一人は渡辺えり
さん。芝居でハコさんの楽曲を使っていた縁で親交があり、山形にある劇団の稽古部屋
に居候して楽曲作りに専念できる環境を整えてくれた恩人。還暦を迎えた今年はライブ
が目白押しで、5月には『山崎ハコ カ・ン・レ・キ・バースディライブ!』を開催。