(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2016年6月13日
6月12日 第212回放送
東日本大震災から5年3か月。東京電力福島第1原子力発電所の事故で避難生活をして
いた南相馬市小高区と原町区の一部が7月12日「避難指示解除」となり、地域最大の
祭事「相馬野馬追」を機にふるさと帰還、復興に向けた取り組みが加速する模様です。
解除を歓迎する1人が地元で障害者の福祉に取り組むNPO法人「ほっと悠」村田純子
さん。2004年に小規模作業所として市内に開所した「ほっと悠」はカフェや弁当を
販売してきました。2007年には小高区内に「ほっと悠あゆみ」を開所したが5年前
の原発事故で、同所は活動休止。来月の避難指示解除を機に再開に向けて準備中です。
「障害があってもなくても人の役に立って働くことが大事。お客さんをいかに感動させ
るかを考えること。遣り甲斐を見つけること」とその姿勢を村田純子さんは語ります。
鎌田さんが大好物のラーメンを提供する「双葉食堂」は、JR小高駅の近くに65年前
開店した老舗で長年地域の人々に愛されてきた食堂。原発事故に伴い鹿島区の仮設店舗
に移転して営業していたが避難指示解除を前に、小高区の元の店舗で5年ぶりに営業を
再開した。仮設でも本店での営業再開も全ては支えてくれ励ましてくれた常連客の力。
医療・福祉のスタッフは全国的に不足しているが、特に東北被災地の沿岸地方ではその
傾向が著しいと窮状を訴える岩手県陸前高田市の介護老人保健施設「松原苑」看護部長
の入澤美紀子さん。大震災から5年経過したが「介護を巡る被災地の状況」は深刻です
スタッフ不足で業務多忙ながらも4月の「熊本地震」には派遣要請に応えて南阿蘇村に
既に10班を派遣し続けているといい、5年前に受けた恩返しをしていることを明かし
更に看護介護の有資格者は遣り甲斐があるので沿岸地方に是非来て欲しいと訴えます。