(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2016年3月14日
3月13日 第199回放送
芥川賞や直木賞など日本の文学賞は「全国出版協会・出版科学研究所」が把握している
だけでもマンガを除いて200有余。今回は路上生活者(ホームレス)の人達が書いた
作品だけを対象としたユニークな『路上文学賞』を主宰する写真家の高松英昭と作家の
星野智幸さん、佳作入選した路上生活13年の河野開司さんをスタジオに迎えました。
路上で生きる人を撮り続ける高松さんの写真集『STREET PEOPLE』(太郎
次郎社エディタス刊)に短編小説を書いた星野さん。その印税をホームレスの人たちと
一緒に楽しめる形で使いたいという思いから2010年に『路上文学賞』をスタート。
「書く人」「読む人」といったお互いの立場を超えて、関わる人だれもが楽しむことを
目的に創設された同賞は、路上の「文化祭」という位置づけです。路上で生活を続ける
人は、実は他人の目を意識し、外に向かって何かを発信するときは「ホームレスのイメ
ージ」を裏切らない物語をしてしまう傾向があります。でも忖度せずに実際の生活ぶり
や考えていること、空想することなどを自分の言葉で語って貰うのが同賞の趣旨です。
プロのホームレスを自認する河野さんは、2008年から新宿駅界隈を拠点に路上生活
を続けていますが、犯罪行為に手を染めない!最低限のマナーは守る!この2点を己に
課して自由な生活を謳歌しつつ必要に応じて日雇いで糊口をしのいでいます。とは言え
「負け犬」「虚栄を張っている」「負け惜しみ」という本心も随所に吐露しています。
大賞受賞作品『ネコと一人の男と多摩川』や河野さんの『東京路上生活マニュアル2』
『海外でもホームレス』、『蜂蜜の海を泳ぐ』、『春子さん物語』などの受賞作品は
『路上文学賞』のホームページ http://www.robun.info/works でご覧になれます。