(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2014年5月26日
5月25日 第110回放送
92歳のエッセイスト鮫島純子さんと80歳のリポーター東海林のり子さんにお会いし
「健康で長生きが一番!」と感動した村上さんの提案で、テーマは「健康相談」です。
今や健康寿命と平均寿命が日本一の長野県。食生活の改善を提唱し減塩運動を推進した
鎌田さんは、食生活改善推進員や保健補導員の方々と連携し、地域を回り塩分を抑えた
「みそ汁」や「漬物」の作り方を広めてきました。更に減塩運動を進める中で、塩分を
抑えても満足感が得られる様にと考えられたのが「野菜たっぷりの具だくさんみそ汁」
野菜のうま味で塩気が少なくても気にならずに、朝から野菜を多く食べることになる。
こうして減塩と「野菜摂取量日本一」になったことが、長寿日本一につながりました。
もう1つ!鎌田さんが考案した覚え易い健康食の合言葉「まごたちは(わ)やさしい」
マメ・ゴマ・タマゴ・チチ(牛乳)・ワカメ・ヤサイ・サカナ・シイタケ・イモです。
これらの物を摂って健康につなげましょう!更に減塩食と食物繊維を手軽に摂れるよう
鎌田監修『Dr.かまたの超減塩みそ汁』『 Dr.かまたのおいしい寒天雑炊』を紹介
一般的な即席みそ汁の食塩相当量の半分、雑炊は5種の穀物で美味で減塩低カロリー。
これら2品は『JCF(日本チェルノブイリ連帯基金)』のオフィシャルグッズです。
みそ汁1730円(税込)、寒天3150円(税込)。収益は福島の子ども達の保養費
及び福島支援、更にチェルノブイリ&イラクの子ども達の医療支援に使われます。
お求めは、『JCF』のHP、もしくは電話0263-46-4218(JCF)へ。
■プレゼント■『超減塩みそ汁』『おいしい寒天雑炊』を各1名様に抽選で進呈します。
住所氏名電話番号を明記の上、番組までお寄せください。(30日消印有効、メールも可)
2014年5月19日
5月18日 第109回放送
語り・三味線・人形、三位一体で醸し出すユネスコ無形文化遺産「人形浄瑠璃文楽」。
いま国立劇場で公演中の舞台を最後に引退する文楽の第一人者で重要無形文化財保持者
竹本住大夫(たけもと・すみたゆう)さんを迎え「芸に終着駅なし」という鼎談です。
芸の道一筋に68年。文楽の世界をけん引してきた竹本住大夫さん(89)は一昨年の
7月に脳梗塞で倒れ、言語障害の後遺症が残りました。歯切れのよい語りが身上の大夫
にとって、呂律が回らないという致命的な障害を、言語リハビリに2倍の時間をかけて
奇跡の舞台復帰を果たしてから1年あまり。しかし「自身の芸に納得がいかないことが
増えた」として現役引退を決意し表明しました。その苦渋の決断の胸の内を伺います。
文楽における大夫の役割は、義太夫節によって浄瑠璃の世界を描き出し伝えるのですが
場面の情景、物語の背景、登場人物全員のセリフなどをすべて一人で語り分けます。
技巧的に老若男女の声をそれらしく聞かせるという単なる声色ではなく、音(おん)で
語り分けるのですが、音(おん)が理解できれば、おのずと役の人物になれるとか。
また、若いころから稽古熱心の住大夫さんは「死んでからでも、まだ稽古に行かななり
ませんな」と言って「師匠や先輩に稽古をつけてもらい、他の人の稽古も見て学んだが
結局は基本を覚えて基本に忠実に素直にやることでんなあ。基本の基本は発声です!」
「語らんように語っているのが良いとちょっとわかってきた」と奥の深い話です。
■継続して募集中!■ ドクター鎌田が、皆さんの「健康チェック」をします!
血圧、血糖値、尿酸値、健診で指摘されても、改善できない悩み事をご相談ください。
個人情報には充分配慮いたします。20日(火)必着でこちらにお寄せください。
2014年5月12日
5月11日 第108回放送
「母の日」に因み、村上さんと鎌田さん揃って「おかあさん」との想い出を語ります。
3月に母を見送ったばかりの村上さんは、「母とは日頃から向き合って、理解していた
つもりだったがいま思えば・・・」。一方、初めて「生母」について触れる鎌田さん。
料理好きでモダンな母が自慢の村上さん。中学時代にフレンチトーストを弁当代わりに
持参してクラスで話題になった想い出を披露。50代で頸椎ヘルニアを発症した母親が
毎回口にする言葉「痛い、辛い、しんどい」に対し「それは生きている証拠」と紋切型
に返答した村上さん。そうした「いま思えば・・・」は誰にでも経験があるはずです。
6年前に父を見送った時も、今回の母との最期のことばも「気をつけて」だったとか。
一方の鎌田さん「フレンチトーストはいいなぁ、ボクはコロッケがぽつんと1つだけ」
とエンゲル係数の差を羨みながらも、貧しい中で育ててくれた養父の岩次郎さんと養母
のフミさんには感謝の念が堪えないといい、フミさんの最期に直面し人生で初めて号泣
した鎌田さんです。苦境に立っても「だいじょうぶ」はフミさんの口癖が自分にうつり
無条件で褒められたことが自己肯定感の強い現在の自分を作ったのだろうといいます。
生母は、終戦直後の混乱期だから事情があって、赤子のボクを手放したと推察しながら
邪推を持たない人になれたのは、生母が清浄機となり憎しみや恨みを除去した故とか。
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2014年5月 6日
5月4日 第107回放送
鎌田さんは、八ケ岳山麓に居を構えておよそ40年。清冽な水と四季の移ろいが魅力と
いいます。今回のゲストは、八ケ岳高原の仕事場で自然と一体化した音楽を生み出して
いる作曲家の神山純一さんです。音楽にはストレスや緊張を解きほぐしたり、疲労回復
の一助となる力がありますが、医師である鎌田さんの解説を交えてお届けします。
神山純一さんは、大学在学中より作曲・編曲の音楽活動をはじめ、数度アメリカに渡り
編曲の勉強に磨きをかけて、コマーシャルソングやテレビ番組のテーマ曲を作り、コン
サート音楽監督等クラシックからポピュラー音楽まで幅広い分野にわたり活躍中です。
その神山さんと八ヶ岳の出会いは学生時代。蓼科のリゾートホテルでピアノ弾きのアル
バイトをしたころに此の地に魅せられたそうです。そして、今から25年前に「都会の
喧騒の中では、ボクの感性に合うメロディは出てこない」と思い仕事場を移してからは
1年の半分を八ヶ岳の森の中を歩いたり自然に親しみながら創作活動を続けています。
自然界には「人の心を穏やかにし気持ちを安らげてくれるものがたくさんある」ことに
気づいた神山さんは「自然の音」を収録して使い、自然から戴いた音を邪魔しない様に
音色を活かした旋律を組み立てる「自然派音楽家」「ネイチャーコンポーザー」です。
八ケ岳の森に湧く清水の水滴の音を5年がかりで集め、1オクターブ半、20個の音を
採集して「水の奏でる音楽」を作りました。また、八ヶ岳で眺める星空の綺麗なこと!
星座から音楽が出来ないかと思い立ち、星座の形を五線譜に移して77の星座を曲に。
この時季の夜空に瞬く「獅子座」の中から8つの星を左からファ・シ・ラ・ド・ソ・レ
ミ・ド。星が美しい優しいメロディを奏でています。今夜、星が出たら観てください!