(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2014年2月17日
2月16日 第96回放送
学生時代に3年間書店でアルバイトをして「至福の時間」を過ごした本好きの村上さん
と、小さな書店に立ち寄って偶然にいい本に出会いがあったりすると嬉しいという鎌田
さん。読書家で本の虫の二人が取り上げたきょうのテーマは「本屋さん」です。
日本中に多数の本好き人間がいるにもかかわらず、出版・書店業界の総売上げは17年
続けて右肩下がり、現在も毎日1店以上の割合で書店は閉店を余儀なくされています。
本と書店の役割は時代と共に変わって来ましたが、情報通信の発達とインターネット書
店の躍進によってり、その変化は更に大きく加速しました。世界最大のネット書店アマ
ゾンが日本に上陸して15年、売上高日本一の書店となりました。さらに「電子書籍」
の登場が「紙の本」の存在を脅かすように成長しています。果たして「紙の本」と書店
の将来はどうなるのでしょうか?電話出演は『紙の本は、滅びない』(ポプラ新書)の
著者で「ジュンク堂書店」難波店店長の福嶋聡さん。「紙の本」の良さは携帯性、簡易
性、ファション性があり、視覚・嗅覚・触覚も刺激するのが「紙の本」の特長。本には
直接書きこみ可能で、一覧性もあると紙の本の優位性を力説します。独立系の小さな書
店も様々な生き残り対策を講じています。もう一人電話で伺ったのは、大阪心斎橋近く
にある15坪ほどの小さな書店ながら、「坪単価」の売り上げでは大阪でトップクラス
という「隆祥館書店」の二村知子さん。「読書は心の森林浴」という手作りのポスター
掲げ、森林で自然に触れてリフレッシュするように「本の森」で新しい感動を味わって
欲しいという願いが込められています。3千人の顧客の嗜好をデータ化して活用したり
「作家を囲む会」を開き、作家と読者をつなぐ本屋として存在価値を高めています。